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ホールインワンを出してしまった

ホールインワンやアルバトロスを出した際のうれしい悲鳴にも対応してくれるゴルフ保険。その適用ケースや保障内容とは?

ホールインワン補償に対応するおすすめゴルフ保険

ご祝儀、記念樹、お祝い会の経費など、金銭的負担が重なってしまうホールインワンやアルバトロス。本来は嬉しいことであるナイスショットを心から喜べるようになる、そんな安心のホールインワン補償がついているゴルフ保険を紹介します。

補償内容や適用条件においてはそれほど大きな違いは見られませんが、プラン次第では補償額の上限に大きな差が出てきます。

保険会社 補償額 補償内容
三井住友海上
公式サイトで詳しく見る>
最大100万円 記念品(※金券類は対象外)購入費用やお祝い会の経費、ホールへの記念樹、キャディさんへの祝儀など、ホールインワンにともなう様々な金銭的負担に対応しています。
朝日火災
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最大50万円 契約プランに応じて、最大50万円まで補償。セルフプレーの場合には、目撃者や証明書、ビデオ映像などが必要となります。
損保ジャパン
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最大50万円 緑化促進として、公益社団法人ゴルフ緑化促進会への寄付金にも対応しています。(保険金額の10%以内に限る)
富士火災
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最大30万円 祝賀会開催費用の補償は、ホールインワン達成の翌日から3ヶ月の間となるので注意が必要です。
東京海上日動
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最大30万円 他社のゴルフ保険と同様に、国内で達成したホールインワン・アルバトロスが対象となります。

※最新の補償内容や詳細につきましては公式サイトにてご確認ください

そもそもホールインワンはどれくらいの確率なのか?

ゴルフをたしなむ人にとってホールインワンとは、だれもが夢見る光景ですが、プロのテクニックを以てしても狙って出すのは至難の業です。実際、ホールインワンを出すことは、宝くじの高額当選に匹敵する運が必要だと言われています。

例えば、同じアマチュアでも年間60ラウンドプレーする人が30年かけても、一度もホールインワンを出せないこともあれば、年数回のプレーで2~3回達成してしまう豪運の持ち主もいます。

ホールインワンの達成確率は、一般的に1/8,000~14,000程度。1ラウンドではショートホールが4ホールあるため、約2,000~2,500ラウンドに1回成功する計算になります。

この確率を当てはめると、年間20ラウンドをプレーする人であれば100年に1回起こるかどうかです。

ちなみに高度な技術を持ち、頻繁にプレーするプロゴルファーは、統計によると1/604。プロの場合はアマチュアに比べて、1/10の確率で達成すると言われています。中でもアルバトロスはさらに高難易度です。

アルバトロスとは、「パー4を1打内で入れる」「パー5を2打内で入れる」など長距離を一気に詰めてスコアを3打縮めることを指します。確率で言うと女子プロで1/1,000,000、男子プロで1/150,000ほどです。これをアマチュアで出そうとすると1/2,000,000~3,000,000になります。

ホールインワンに関する記録集

ホールインワンの確率とは、ある程度の実績を統計的に見て算出された数値です。ではどのような歴代で、どのような記録が樹立されてきたのかをジャンル別でご紹介します。

最多記録

アメリカのゴルファーでノーマン・マレーという人物が、ホールインワンの最多記録保持者です。

通算59回ものホールインワンを達成していて、記録上18ホール中2回達成したことや、年間で4回も達成した経験もあるようです。

最長記録

2002年にアメリカのコロラド州で、マイケル・クリーンという人が517ヤードのパー5という記録を樹立しています。

1965年にロバート・ミテラという人物が、447ヤードのパー4を出てからはしばらく記録が更新されなかったので、古い情報ではこちらの方を最長記録として記載されている場合があります。

最年少記録

1999年12月18日にクリスチャン・カーペンターという少年が、4歳と195日という若さでホールインワンを達成しています。

ギネス記録には日付や年齢ゴルフ場の記載がほとんどで、ホールの距離などは示されていませんでした。ちなみに有名なタイガーウッズは、6歳の時に最初のホールインワンを達成しています。

最年長記録

最高齢の記録保持者で、103歳のガス・アンドレオンという男性がいます。

彼にとって、人生で8回目のホールインワンだったそうでフロリダ州のサラソタにあるゴルフ場で樹立しています。

ホールインワンの達成後に祝賀会を開く習慣がある理由

日本ではホールインワンを達成した場合、そのプレイヤーが主催で同伴者やキャディ、コンペ参加者などに対してお祝いを振る舞う慣習が根付いています。

キャディへの祝儀をはじめ、祝賀会や記念品、コースに記念樹の贈呈などの催しをする必要があります。その費用は数十万に及ぶケースも珍しくはありません。

しかし海外にはこのような慣習はありません。今回は、なぜこのような独特のお祝いをする慣習が日本に定着したのかを見ていきましょう。

プレイヤー側が祝賀を主催する理由

海外ではホールインワンを達成しても、せいぜい飲みの席で祝いの乾杯が行われる程度です。

しかし、日本人にとって「ホールインワンは特別なできごとで、生涯に一度の奇跡」というイメージが定着しています。

特にゴルフが人気を博するようになった初期には、ゴルフは富裕層のたしなみというイメージが強く根付いていました。

喜びを分かち合うというイメージで豪華な祝賀会などを開いていたのが、そのまま一般にも定着していったことが考えられます。

また、この慣習が根付いた経緯には諸説ありますが、それだけ日本ではホールインワンに対して特別な意識があることが伺えます。

「これだけの幸運をタダで済ませるのは申し訳ない」というミラクルプレーに対する日本人的な謙虚さが反映されているのが今日までの背景になっています。

ホールインワンやアルバトロス達成時の支出を負担してもらえる

日本ではホールインワンやアルバトロスを達成した場合に、記念品贈呈・祝賀会・記念植樹・キャディへの祝儀などの喜びを分かち合う慣習が定着しています。

その費用は規模によって異なりますが30万程度から100万円を超えるケースもあります。本来であれば喜ばしいことのはずなのに、金銭的負担が大きくなりアマチュアゴルファーにとっては辛い出来事になってしまいます。

そこでゴルファー保険ではほとんどの場合、こうした事態に対処するための保障が組み込まれています。対象となるのは

  • 祝賀会に要する費用
  • 同伴キャディなどへのチップ(祝儀)
  • ゴルフコースへの記念植樹費用
  • 贈呈用記念品購入費用
  • その他慣習として負担することが適当であると保険会社が認める費用

などです。但し、不正などを防止する意味もあって支払い条件は厳しく決められています。

まず、日本国内のゴルフ場で、パー35以上の9ホールを正規にプレーします。1名以上の同伴競技者とプレー中にホールインワンもしくはアルバトロスを達成したアマチュアゴルファーのみが対象となります。

保険金を請求する場合には保険会社所定のホールインワン・アルバトロス証明書に同伴競技者、被保険者のゴルフ競技の補助を行ったキャディ、ゴルフ場の支配人すべての署名または記名捺印が必要で、各費用の支払いを証明する領収書なども用意する必要があります。

保険金が支払われないケース

原則として、キャディを使用しないセルフプレー時に達成したホールインワンまたはアルバトロスは保険金の対象とはなりません。

セルフプレー時に支払いの対象となる例外のケースとしては以下のいずれかの条件を満たす場合に限ります。

  • ゴルフ場の使用人が目撃しており、証明書に署名もしくは記名捺印を得られる場合
  • 第1打からホールにボールが入るまで撮影されているビデオ映像を提出可能な場合
  • 工事業者、運搬業者、造園業者など、同伴競技者以外の第3者が目撃しており、証明書に署名もしくは記名捺印を得られる場合

以前はキャディの証明がないと支払いの対象にはなりませんでしたが、最近では、それ以外の第三者の目撃の証明やビデオ撮影されたものがあればOKとなるように一部緩和されてきています。

しかし、ショートホールの度にビデオカメラを回すのも面倒ですし、第三者が必ずいるとは限りませんので、キャディ付きで競技を行っておいたほうが安心です。

その他、保険金が支払われないケースとしては以下のようなものがあります。

  • 海外で達成したホールインワンまたはアルバトロス
  • ゴルフ場の経営者が、自分のゴルフ場で達成したホールインワンまたはアルバトロス
  • プロゴルファー、あるいは指導を職業としている方のホールインワンまたはアルバトロス
  • 臨時雇いも含むゴルフ場の使用人が勤務しているゴルフ場で達成したホールインワンまたはアルバトロス

ホールインワンやアルバトロスは頻繁に起こるものではありませんが、ゴルファー保険を契約する場合は、必ず支払い条件などを細かく確認しておくことをおすすめします。

本当にあった!ホールインワン補償詐欺事件の顛末

ホールインワン達成祝賀会を開く慣習が根付いていないため、海外のゴルフ保険にはホールインワン補償が含まれておりません。しかし完全に日本独自の「ガラパゴス保険」ではないようで、お隣の国、韓国では衝撃のエピソードが生まれています。

韓国で140人が摘発!保険金不正受給総額は1億円近く

2013年、韓国で大規模なゴルフ保険詐欺が発覚し、なんと140人が摘発されたそうです。保険金不正受領総額はなんと10億ウォン(日本円で約8000万円)にものぼり、世間を揺るがす大事件として取り上げられたようです。その事の顛末を振り返ってみましょう。

別口保険加入をくり返し偽証申告を続ける

詐欺事件の犯人の一人であるK氏は、2013年にホールインワン補償のついたゴルフ保険に加入。その4か月後には最初のホールインワンを達成し、500万ウォンの保険金を受け取ったようです。

これに味を占めたのでしょうか。別口のゴルフ保険に新たに加入し、ホールインワンやアルバトロス達成の申告を続けます。その後も同様の手口をくり返し、全6回のホールインワン補償、しめて2000万ウォンを着服したようです。

口裏を合わせた詐欺の共謀者はゴルフ保険関係者

その達成に要した期間はわずか15か月ほど。ホールインワンが発生する確率から考えると、明らかに不正の疑いがもたれます。結果、警察が動くこととなり、K氏だけでなく保険詐欺が疑われる人物を一挙に洗い出し。出るわ出るわと総勢140人もの容疑者が摘発される大事件に発展しました。

さらに、摘発された140人には、保険会社の外交員やキャディなど34名の関係者が含まれていたそうです。口裏を合わせ架空のホールインワン証明書を発行した「でっち上げホールインワン」詐欺がいたるところで横行していたわけですね。

いまいちどホールインワン補償の適用条件を確認しましょう

ゴルフ保険のホールインワン補償は、ゴルファーにとってはお守りのような存在です。実際にホールインワンを達成したあかつきには、証明書の発行など必要手続きを正規の手段にてしっかりと行わなければなりません。当然ですが。関係者から詐欺の共謀を持ちかけられたとしても、その話に乗ってはいけません。

事件を反面教師とすべく、まずは加入を検討しているゴルフ保険のホールインワン補償について、適用条件や必要書類をしっかり確認しておくことが大切です。