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プレイ中にケガをしてしまった

もしもゴルフ場でボールがあなたを直撃したら?ゴルファー保険はどこまで保障してくれるのか、保険の適用範囲や補償額などについて解説しています。

ゴルフ場内で発生した事故によるケガに適用される

ゴルファー保険ではゴルフのプレイ中にケガをしてしまった場合に傷害補償として保険金が設定されています。

ゴルフはそれほど激しく動く競技ではありませんが、ゴルフ場で他のパーティのボールが当たってケガをする、くぼみに足を取られて転倒してケガをするといった危険性があります。

場合によっては死亡や後遺障害に悩むといった大きな事故に発展しないとも限りません。ゴルファー保険に入っていないとケガをした場合の治療もすべて自己負担になりますので、万が一の時のために入っておいたほうが安心です。

傷害補償として設定される保険金額はゴルファー保険の種類や保険会社によって様々で100万円~1,000万円程度まで幅があります。

支払われる保険金の種類は、死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、通院保険金の4つに分かれます。

死亡保険金

事故の発生日から180日以内に、そのケガがもとで亡くなった場合に契約の保険金額の全額(既に支払われた後遺障害保険金がある場合はその額を差し引いた額)が支払われます。

後遺障害保険金

事故の発生日から180日以内に、その事故によるケガで生じた後遺症の程度に応じ、契約した保険金額の4%~100%が支払われます。

入院保険金

事故によりそのケガがもとで入院した場合、入院の日数に対して1日につき契約の保険金額の1.5/1,000が支払われます。ただし、事故の発生の日からその日を含めて180日を限度とします。入院保険金については5,000円/日というように明記されている場合もあります。

通院保険金

事故によりそのケガがもとで通院(往診による治療を含む)した場合に契約の保険金額の1.0/1,000×通院日数(ただし、事故の日から180日以内の通院日数のうち90日が限度)が支払われます。通院保険金については1,000円/日というように明記されている場合もあります。

保険金が支払われないケース

ゴルファー保険の傷害補償は、ゴルフ場、ゴルフ練習場敷地内での急激かつ偶然な外来の事故によるケガに限定されています。自宅でゴルフの練習をしている際にケガをした場合には適用になりませんので注意が必要です。

この他、保険金が支払われないケースには以下のようなものがあります。

  • 契約者、被保険者の故意または重大な過失によるケガ
  • けんかや自殺行為、犯罪行為によるケガ
  • 被保険者の脳疾患、疾病または心神喪失によるケガ
  • 地震・噴火・津波によるケガ
  • 飲食などによる食中毒
  • 医学的観点から症状を裏付けるものが無い場合

あん摩マッサージやハリ治療などの医療類似行為については、被保険者以外の医師の指示により行われた治療のみ支払いの対象となります。被保険者以外の医師の指示により行われた治療のみ支払いの対象となります。

なお、傷害補償については国内だけでなく海外でのケガも対象となります。どこで事故が起きてもしっかり診断書などを発行してもらうことが重要です。

ゴルフでよくある怪我や症状

「わざわざ保険に入らなくてもゴルフで怪我なんてしないから大丈夫」と考えていませんか? ゴルフは常に怪我と隣り合わせのスポーツ。しっかり保険に入っておかないといざというとき大変なことになってしまうかもしれません。ここではゴルフでよくある怪我や症状についてまとめています。

肋骨、脇腹の怪我・痛み

肋骨の骨折

ゴルフでスイングした際に肋骨を骨折してしまうことがあります。右利きの人の場合に一番折れやすいのは右側の肋骨の一番下の骨。なにかが当たったわけでなくても、普通にスイングしただけで折れてしまうこともあります。肋骨というのはそれほど脆い骨なのです。

肋骨は折れてしまうとギプスや添え木などで支えることができない部位。そのため治癒は自然回復に任せるしかありません。腕や足の骨折ならさまざまな治療を提案してくれるお医者さんでも肋骨の骨折だと痛み止めを処方して「安静にしてください」と言うくらいしかないケースも。

肋骨が折れるのは脇腹部分を酷使してしまったときです。くしゃみを何度もしたときにも衝撃で骨が弱り、折れてしまうことがあります。同様に、ゴルフ初心者の方が慣れないスイングをやみくもに繰り返していると、肋骨に疲労が蓄積され骨折してしまう危険性が。ゴルフスイングに身体が慣れていない初心者のうちは、脇腹に痛みを感じたら無理せず練習を切り上げましょう。

脇腹の筋肉痛

脇腹に痛みを感じたとしてもすぐに「肋骨が折れた!」と慌ててはいけません。脇腹の筋肉が筋肉痛を起こしているだけの可能性もあるからです。

ゴルフでスイングする際には「外腹斜筋」という脇腹の筋肉を強く働かせることになります。外腹斜筋は上から数えて5番目から12番目までの肋骨にくっついている筋肉。この筋肉を酷使しすぎると脇腹が筋肉痛になるのです。

また、外腹斜筋は肋骨の骨折とも関係があると言われています。ゴルフでスイングすると外腹斜筋とそれが貼り付いた肋骨との間に強い負荷がかかります。外腹斜筋が縮むことで貼り付いている部分が引っ張られるからです。負荷が蓄積されるとやがて肋骨が疲労骨折を起こしてしまいます。

プロゴルファーたちは外腹斜筋を意識的に鍛えているため、筋肉痛になったり疲労骨折を起こしたりすることはほとんどありません。外腹斜筋を鍛錬することでスイングスピードがアップして飛距離が伸びるとも言われています。初心者の方はゴルフ上達のため、そして怪我防止のためにも外腹斜筋のトレーニングを行ってみてはいかがでしょう。

背中の怪我・痛み

痛みやすい背中の筋肉

ゴルフでクラブを振り上げる動き、いわゆるバックスイングをしたとき背中に痛みを感じる場合があります。このとき痛みが発生している箇所は胸椎周辺の筋肉。代表的なところでは脊柱起立筋・菱形筋といった筋肉が痛みを感じているのです。

脊柱起立筋は腰から首にかけての骨に近い辺りの筋肉。打つ前の構えの姿勢(アドレス)をキープするのに使われます。菱形筋は肩甲骨と背中を繋ぐ筋肉のこと。肩甲骨が内側へすぼむように動く際に働きます。ゴルフで背中が痛んだら、これらの筋肉が酷使されて筋肉痛を起こしている可能性が大です。

また、ごくまれにですが広背筋という筋肉に疲労が溜まり痛みが起きることも。広背筋は腰から肩甲骨を経由し肩のあたりまで続いている筋肉。広背筋が痛むのは脇が開きすぎたり閉まり過ぎたりしている証拠だと言われています。

なぜゴルフで背中が痛む?

ゴルフで背中を痛めてしまうのはスイングに問題があるケースがほとんど。スイング時、左右の肩の動きがうまく連動していないのが原因です。

ゴルフスイングの基本は左右対称に揺れる振り子のような動き。しかし、ゴルフ初心者は飛距離を出そうと必要以上に肩をひねったり力を込めたりしてしまうために振り子の形が崩れ、背中に負担が集中して筋肉痛やケガを引き起こしてしまうのです。

また、アドレスのときに前傾姿勢になり過ぎるのも怪我の引き金のひとつ。クラブを構えたときに左右の肩の巻き込み具合がズレてしまうのも危険です。アドレスは背中を曲げるのではなく股関節を曲げて身体に角度をつけるもの。無理に身体を前傾させると背中に過度の負荷がかかってしまうので注意しましょう。

身体に負担の大きいフォームでスイングし続けると身体全体が歪み、筋肉痛もなかなか取れなくなります。痛みがひどい場合には整形外科で診察を受けましょう。

手首の怪我・痛み

ゴルフで手首の痛みが起きるのはどんなとき?

ゴルフで手首を痛めてしまうシチュエーションは主に2つ。ボールの手前を叩いてしまう「ダフり」とボールの芯より上の方を叩いてしまう「トップ(チョロ)」です。

ダフりは本来ボールに行くべき力がすべて地面に叩きつけられ、負荷として腕に跳ね返ってきます。柔らかい芝や砂地ならともかく、人工芝の下がコンクリートになっているような打ちっぱなし練習場だと、跳ね返ってくる負荷がより大きくなり骨折してしまうことも。

ダフりに比べるとボールの芯より上を叩くトップ(チョロ)は手首に返ってくる衝撃が少なく、一見問題なさそうに思えます。しかし、実際には硬いゴルフボールの芯以外の場所を強く打ち付けてしまうと、コンクリートの地面でダフったときと同じくらいの負担が手首にかかるのです。ダフりであれトップであれ、ボールの芯を食わないショットは手首に強い負担をもたらします。ミスショットにつながるうえ怪我もしやすいなんて、デメリットしかありませんね。ミスショットがなかなか減らないゴルフ初心者の方は特に気を付けましょう。

手首の骨はゴルフで痛めやすい

手首はもともと足や腕、肋骨などの部分と比べて痛めやすい骨。人間の身体には「曲がる部分ほど痛めやすく治りにくい」という傾向があります。手首はなかでも特に曲がりやすい部分。ゴルフでは負荷がかかる機会も多いため、手首は他の箇所より怪我しやすい箇所だと言えるのです。

手首をはじめとした身体の関節は腱と筋肉で繋がれています。外部から衝撃が与えられても、この腱や筋肉が吸収し、衝撃の力を身体を強く動かすために利用することもあります。

しかし、外部からの衝撃によりかかる負荷が一定限度を超えると腱や筋肉は炎症を起こし筋肉痛に。そうすると、腱と筋肉が貼り付いている骨は外部からの衝撃をモロに受けることになり、ヒビが入ったり折れたりしてしまいます。

ゴルフで手首を骨折するとしたら有鉤骨

ゴルフで痛めがちなのは手首の「有鉤骨」という骨。この骨にヒビが入ったり折れたりすると手首の関節の小指側が腫れて痛み出します。

有鉤骨はレントゲン写真でも他の骨に隠れてしまい見えづらい位置にあるため、専門医の診断でも見逃されてしまうこともある厄介な故障箇所。有鉤骨の怪我が疑われる場合にはCT検査まで行なって、やっと骨の状態が確かめられることもあるのです。有鉤骨にヒビが入っているのに見落としてしまい、湿布だけの治療で放置した結果より悪化したという事例も少なくありません。

有鉤骨はダフったときの強い衝撃で骨折することもあれば長年クラブを振り続けた結果疲労骨折を起こすことも。特に長い期間の疲労が溜まって骨折している場合は、折れていること自体に気付きにくいという難点もあります。

手のひらの小指側を押してみて痛みがある方やスイングしたときにクラブのエンド部分が当たって痛みが起きるという方は、念のために医師に有鉤骨の検査をお願いしてみましょう。

手首を痛めない方法は?

手首の怪我を予防するにはスイングのフォームを改善する必要があります。

まず、握り方は「フックグリップ」がおすすめ。スクエアグリップで握るとインパクトの衝撃は手の甲の側からかかることになり、手首が曲がらないよう腱や筋肉が過剰に頑張ってしまいます。フックグリップはスクエアグリップに比べると手首が固定されやすい状態なので、衝撃を受け止めるための力があまり必要ないのです。負荷がかかり過ぎないので、怪我もしにくくなります。

また、ダウンブローで打ち込むショットよりアッパーブロー、いわゆる払い打ちの方が手首を痛めにくいようです。払い打ちならダフりの確率も下がるので、確かに手首の怪我はしにくくなるでしょう。

手首を痛めないフォームを身に着けるのも大切ですが、フォームが身体に染み付くまでどのくらいの期間がかかるかを考えれば怪我に備えた対策を取っておくのが賢い選択だといえそうですね。

肘の怪我・痛み

ゴルフ肘(内側上顆炎)

ゴルフで肘を痛めてしまったのなら、それは内側上顆炎かもしれません。内側上顆炎は「ゴルフ肘」とも呼ばれる関節炎で、肘関節の小指側が痛むのが特徴。同じ肘関節でも親指側が痛む場合は「テニス肘」と呼ばれます。

ゴルフ肘にかかっても、動かさなければ痛みはありません。しかし、特定の動かし方をすると肘の内側にしびれたような、疼くような痛みが生じます。また、肘の内側、小指寄りのところを押したときに不快感や痛みが生じることも。

ゴルフ「肘」でも原因は手首

ゴルフ肘になってしまう原因は肘ではなく手首にある場合がほとんど。

手首をひねる動作は手首の関節と肘の関節が連動してはじめて可能になるものです。自分の右手と左手を繋いで、片方の手でもう片方の手をひねるように動かしてみてください。肘から動かす必要があるのがわかるかと思います。ゴルフ肘になりやすいのは、手首だけでスイングしようとする「手打ちスイング」の人。正しいスイングができていないために肘に負荷がかかり、関節を痛めてしまうのです。

ゴルフ肘になってしまったときの対処法

ゴルフ肘になってしまったらどのように対処すべきでしょうか?

まずはアイシング。氷やアイスノンなどを用意し、痛むところにあてて患部の熱が落ち着くまで冷やします。ポイントは15~20分冷やしたら30分休む、という風に休憩を挟むことです。冷やし過ぎると患部が腫れてしまうこともあるので注意しましょう。

次にストレッチを行います。痛みがない程度に手首を甲の側に向かって曲げることで、緊張して固くなった筋肉をほぐします。15秒ほどかけてゆっくり曲げていくのが大切です。

筋肉をさらにほぐすためマッサージを施します。前腕の内側、痛みが生じる部分を親指で肘から手首に向かって揉みほぐしましょう。

それでもダメなら病院に行くしかない

これらの処置を行なっても痛みが引かない場合は病院に行くことをおすすめします。

また、スポーツで関節を痛めたときにテーピングをしてすぐに競技を再開しようとする方もいるようですが、ゴルフ肘による炎症を落ち着かせるにはしっかりと患部を休ませることが大切。テーピングは使用せず、一定期間ゴルフはお休みにするのが無難です。