保険適用ケースが一番多いのが用具補償です。その多くがゴルフ場や練習場でのゴルフクラブの破損が理由となっています。またゴルフクラブが盗難にあった際にも用具補償が適用されます。今回は用具補償の適用例や各社の補償金額の目安を掲載しています。
愛用していた大切なゴルフクラブの破損や盗難にあってしまった場合、頼りになるのがゴルフ用品補償です。各保険会社が提供しているゴルフ用品補償を比較してみましょう。
各保険会社のゴルフ用品補償の内容も大きな違いはなく、ゴルフ場、ゴルフ練習場敷地内で、保険の対象者が所有するゴルフ用品の盗難またはゴルフクラブの破損
曲損による損害に対し、保険金額を限度に保険金が支払われます。
大手保険会社の三井住友海上でも、ゴルフ保険「ゴルファー保険@ごるふ」を販売しています。他の損害保険の付帯サービスではなくゴルフ専用の保険です。
「ゴルフ用品補償」に加え「賠償責任補償」「ゴルファー傷害補償」「ホールインワン・アルバトロス費用補償」が組み込まれています。
この保険の特徴の一つは、年間保険料に対するコースの豊富さでしょう。ゴルファー保険@ごるふでは、大きく分けて2種類のコースを用意しています。
スタンダードプランは保険料1,000円~9,000円と4種類のプランがあます。
プレミアムプランでは11,000円~18,000円の3コースから構成されています。プレミアムプランは余裕のある補償額が設定されているところが特徴です。
また、どのプランでも主契約で折れたゴルフクラブの補償もついているので、ラウンド中、練習中に破損した場合などでも保険で対応できます。
保険会社 | 補償額 | 年間保険料 |
---|---|---|
三井住友海上 | 10万円 ~36万円 |
3,000円~18,000円 |
支払限度額は、各保険会社のゴルフ保険よりも比較的高い補償金額です。プランとコースごとに補償金額は異なり
スタンダードプランで10万円~29万円、プレミアムプランでは33万円~36万円となっています。 |
東京海上日動では、eゴルファー保険と呼ばれるゴルフ保険を販売しています。補償内容はゴルフを原因とする被保険者自身の怪我
ゴルフプレー中に第三者へ怪我を負わせたことによる損害賠償・ゴルフ用品の損害・ホールインワンおよびアルバトロス費用補償の4種類です。
被保険者の怪我による補償とは、ゴルフ練習やプレー中に死亡、もしくは後遺症の残る怪我、さらに入院や通院に掛かる費用までを保険適用の範囲としています。
また、保険プランは、A・B・Cの3プランを用意していて、それぞれ補償額と保険料に違いがあります。
保険料の支払い方法は、一時払い(3690円・5830円・8500円)と月額払い(330円・530円・740円)の2種類から選ぶことが可能です。
そのため、1回の支払いに関する負担を抑えたい方は、月額払いがおすすめです。
ゴルフクラブの破損による補償は、特約「携行品特約」にて保険を受けることができます。携行品特約の補償内容は、ゴルフ用品の盗難や破損や折れるなどです。
保険会社 | 補償額 | 年間保険料 |
---|---|---|
東京海上日動 | 10万円~30万円 | 3,690円~ |
Aプラン30万円、Bプラン20万円、Cプラン10万円の一年契約となります。国内と海外でも補償の対象となります。 |
テレビCMなどでも比較的見かける損保ジャパン日本興亜では、ゴルフ保険「ゴルファー保険」を用意しています。
ゴルファー保険の補償内容は、ゴルファー自身(被保険者)の怪我・ゴルフ用品の損害・第三者に対する損害賠償・ホールインワンやアルバトロス費用の4種類です。
ゴルファー自身の怪我とは、ゴルフ場の敷地内でゴルフの練習をはじめ大会(競技)、第三者へ指導中に怪我をした場合に補償してもらえます。
保険金は死亡保険金(ゴルフを原因とする死亡事故)・後遺障害保険金(事故から180日以内に後遺症が生じる)
入院保険金(事故から180日以内、1日の保険料=保険金×1.5÷1000×入院日数)・通院保険金(事故から180日以内90日限度、1日の保険料=保険金×1.0÷1000×通院日数)といったケースで支払われる仕組みです。
また、ファミリータイプのゴルフ保険も特徴で、被保険者の配偶者や配偶者と同居している親族などが適用対象です。
ゴルフクラブが折れた場合は、ゴルフ場敷地内で起きた事象に関して補償対象となります。さらに保険金額は、時価で損害額を計算しているのが特徴です。
保険会社 | 補償額 | 年間保険料 |
---|---|---|
損保ジャパン | 15万円~ 25万円 |
5,000円~ |
本人のみが契約するパーソナルタイプと家族も含めて契約するファミリータイプにわかれます。本人は15万、21万円、25万円。家族は7万円、10万円、12万円のそれぞれ3パターンとなります。 |
スポーツ用品の大手企業でもあるミズノスポーツでは、ミズノクラブ会員向けにミズノスポーツ保険を提供しています。そしてミズノスポーツ保険の「ゴルフコース」で、ゴルフ保険に加入可能です。
ゴルフコースのプラン内容は、個人型と家族型と呼ばれる2種類に分かれているのが特徴です。
さらに個人型のゴルフ保険は、G1~3コースの3種類に分かれていて補償項目が異なります。
G1コースは怪我による死亡・後遺障害補償や損害賠償を重視しているため、ゴルフが原因の怪我によって発生する入院・手術・通院費用と、
携行品損害に関する補償はありません。保険料は月々500円と安いプランです。
G3コースは、ホールインワン、アルバトロス費用に対する補償を重視していて、携行品損害賠償額とホールインワン、アルバトロス費用、日常生活賠償保険金、
傷害死亡・後遺障害保険金額のみを補償適用範囲としています。また、保険料は月々1450円です。
すべての補償項目が含まれているのはG2コースで、月々980円の保険料で加入できます。また、家族型も個人型のG1~3コースと同じプラン内容で、保険料と補償金額が異なります。
ゴルフクラブが折れた場合は、G2・G3・G5・G6コースで補償してくれるのが特徴です。
保険会社 | 補償額 | 年間保険料 |
---|---|---|
ミズノスポーツ保険 | なし~ 10万円 |
500円~ |
CLUB MIZUNO会員限定のゴルフ保険で、個人型と家族型と2つのプランがあります。個人型のG1と家族型の G4プランには補償がなく、個人型G2、G3プラン、家族型のG5、G6には免責金額、1事故につき3,000円で10万円の保険金額となっています。 |
大手IT企業の楽天では、いくつかのゴルフ保険を提供しています。
1つは楽天超かんたん保険の中に含まれている「ゴルファー保険プラン」、もう1つは楽天損保の「ゴルフアシスト」です。
ゴルファー保険プランでは、ゴルフ中に被保険者自身が怪我を負い、入院や通院・手術・死亡・後遺障害に関する補償を用意しています。
また、他にもホールインワン、アルバトロス費用補償特約や携行品損害補償特約、日常生活賠償特約もあり、他のゴルフ保険と同じくさまざまな補償を受けられます。
ゴルフクラブが折れた場合は、携行品損害賠償特約で対応可能です。補償額は、1個につき10万円を上限としています。
ゴルフアシストの場合もゴルファー保険と同様に、被保険者の怪我や死亡・後遺障害、損害賠償・ゴルフ用品の損害・ホールインワン、
アルバトロス費用で保険金を受け取ることが可能です。保険料は年間払いで、2870円・5250円・7570円の3コースから選びます。
また、ゴルフクラブの折れや破損については、ゴルフ場敷地内で起きた場合であれば保険金を受けることができます。
保険会社 | 補償額 | 年間保険料 |
---|---|---|
楽天 | 10万円~ 20万円 |
3,510円~ |
保険金額、保険料が節約コースと標準コース、充実コースの3つにわかれていて、節約コースの月払い保険料が320円というコスパを実現させています。
充実コースのみ20万円の補償内容であとの2つは10万円となっています。盗難、破損、火災などの偶然な事故によりゴルフ用品に損害が生じた場合、実費で保障してくれます。 |
※最新の補償内容や詳細につきましては各サイトにてご確認ください
ゴルファー保険ではゴルフクラブを誤って折ってしまった、ゴルフバックごと盗難にあった等、被保険者の所有するゴルフ用品に発生した損害に対して、契約の保険金額を限度として損害の額が支払われます。
ゴルフ用品とはゴルフクラブ、ゴルフボールその他のゴルフ用に設計された物、被服類、ゴルフバッグのことを言いますが、基本となるのはゴルフクラブです。
例えばゴルフボールはゴルフクラブといっしょに盗難にあった場合は対象となりますが、ゴルフボールだけ盗まれても支払いの対象となりません。
また、ゴルフ用に設計されたものであっても、時計、宝石、貴金属、財布等の携行品はゴルフ用品の中には含まれません。
ゴルフクラブが破損してもゴルファー保険に加入していれば安心ということになりますが、注意したいのは支払われるのは時価が原則ですから購入金額がそのまま補償されるわけではないということです。
(時価=同等なモノを購入するのに要する額-使用や経過年月による消耗分)
購入時は7万円であっても時価が5万円ということになれば、それ以上支払われることはありません。修理不能で全損の場合は5万円、修理可能の場合であっても5万円を上限に修理代が支払われることになります。
なお、破損でなく盗難に遭った場合でも、補償金額は破損した場合と同様で時価計算になります。
とはいえ、ゴルフ用品は高額なものが多いため、たとえ時価であってもゴルファー保険に入っておくことは安心につながることは間違いありません。
ゴルフ用品は意外と壊れやすいもの。ダフったり、石を叩いてしまたったり、木にぶつけてしまったりと、破損のリスクも様々なシチュエーションに潜んでいます。
そんな憂き目にあった際、どのような処理・行動をとればよいのでしょうか。その場になって慌てることのないよう、順に追っていきましょう。
これらが一般的に求められるプロセスです。保険会社それぞれの規約によっても異なりますが、このように手続きには意外と手間がかかるものだと思っていてください。
また、破損してしまったからといって、証明となる写真を撮らずに破棄してしまうことのないようにしてください。
ゴルフ保険に限らないことですが、事故が起きた際にはまずは保険会社の担当者と連絡を取り、そのうえで必要となる手続きの指示を受けることが大切です。
中古クラブは、経年劣化によって、新品で購入したものよりも折れやすいことは有名です。
また、カーボンシャフトを使用している人も要注意です。
一般的にカーボン製品は、網目の粗さの違う炭素繊維シートの積層でできていますが、ゴルフクラブも例外ではなく、メーカーごとにパーツ部位別に積層を厚くしたり薄くしたり、重ねる炭素繊維シートの網目の粗さを変えたりと、独自の構成で製品化しています。
そのため、硬めであったり柔らかめのシャフトがラインナップされているのですが、どのメーカーのカーボン製品にも共通していえることが、カーボン製品を形作っている炭素繊維シートは、特殊な接着剤で成型されているということです。
この接着剤がポイントで、炭素繊維シートの劣化がなくても、接着剤は経年劣化を免れません。
外傷であったり、数年に渡りインパクトの衝撃を蓄積していると、接着剤は液体やゲル状ではない状態なので、どうしても小さな傷等ができてしまい、ある日突然に、ふとしたきっかけでポッキリと折れてしまうことがあります。
カーボン製品は高価ですし、使いやすいクラブは引き続き使いたいもの。
もしもの備えにゴルフ用品補償が充実している保険を検討しておくことがおすすめです。
ゴルフ用品補償では、破損だけでなく盗難も対象になることはすでに説明した通りですが、ゴルフ用品の置き忘れまたは紛失による損害は対象となりませんので注意が必要です。
その他、支払いの対象にならないものについては以下のようなケースがあります。
詳しくは各保険会社の規約をご確認ください。
ゴルフ用品補償特約の説明にて「ゴルフ用に設計された物および被服類」と記載されています。
取引先の方と接待ゴルフをすることになったAさん。財布や携帯、着替えなどが入った小バッグをロッカーに収め、ゴルフをしました。
楽しんだゴルフから帰ってきたAさんが自分のロッカーに戻ってくると、なんと...入れははずの貴重品がありません。盗難にあったのです。
すぐに保険会社に確認したところ、ロッカーで保管していたものは補償の対象外なのですべて戻ってこないとのこと。ゴルフ後は飲みに行く予定も立てていたのですが、それどころではなくなりました。
財布も盗まれているため、取引先の方に頭を下げ、交通費を借りて帰宅するという苦い経験をしたそうです。
ゴルフ保険には、ゴルフ用品の盗難を補償するゴルフ用品特約が用意されていますが、身の廻り品は対象外となっています。
Aさんの場合、ゴルフ用品はすべてキャリーバッグにいれてグラウンドへ持って行っているので、ロッカーに預けていたのはゴルフプレーに不要な貴重品、時計のみでした。なので残念ながら補償対象外となります。
対象になるものは「ゴルフ用に設計された物および被服類」です。具体的には以下のようなもの。それ以外は盗まれても自己責任となるので、管理に気をつけましょう。
ゴルフ用に設計された物 |
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被服類 | ゴルフプレー時に身に着ける衣服類です。
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今回の場合、壊されたクラブの所有者は被保険者ではなくゴルフ練習場になります。補償対象とは異なるため、保険は適用されません。
ゴルフクラブの盗難や破損はいつ起こるか分かりません。とくにまだゴルフをはじめたばかりでやってしまいがちなのがゴルフクラブを飛ばしてしまうこと。
ボールを遠くまで飛ばしたいと意気込みつつ、まだ手に馴染んでいないゴルフクラブを握りしめ遠心力をつけようと大きく振りかぶった際、そのまま手を放してしまうパターン。
おまけにボールには当たらず飛んだのはクラブだけという経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
ゴルフの経験が浅いうちは予想外の出来事で新品や他の人から借りたゴルフクラブを傷つけてしまう可能性があります。
もし飛ばしてしまったら焦る気持ちを抑えて近くのスタッフに知らせ、取りに行ってもらいましょう。ボールがたくさん飛び交う中自分で取りに行くのは危険です。
もしかしたら他の人のゴルフクラブも飛んでくるかもしれません。
新品のゴルフクラブが折れる原因は主に間違った使い方をしているためです。ゴルフ初心者はゴルフクラブをうまく扱えていないことが多く、
大切に扱っているつもりでも折れてしまうというケースがたくさんあります。上手くクラブにボールを当てることはクラブ破損防止につながるだけでなく、
飛距離も伸びゴルフ自体の上達につながるため意識して正しい位置に当てるようにしましょう。
また意外と多いのがバッグから取り出す際に強く引っ張ってしまうこと。破損原因がプレー中のやむを得ない事故によるものではなく、
丁寧に扱えていないためだった場合はゴルフ保険が適用されない可能性があるので扱いには十分気を付けてください。
そのほか購入した時点の品質に問題があるケースもあります。この場合は自分で気を付けていてもどうしようもありません。
ゴルフクラブが折れる原因について、ゴルフをこれから楽しもうという初心者が陥りやすいものを中心により詳しくまとめました。保険適用されるかどうかも解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
ゴルフ初心者に多いミスがゴルフクラブのヘッドとシャフトの間にボールを当ててしまうこと。ヘッドとシャフトが接続している部分はボールが当たることを想定したつくりになっていないため強度があまり高くありません。
そのため、ボールが何度も当たるとゴルフクラブの破損につながってしまうのです。ボールを打つときはきちんとヘッドで打つようにしましょう。
また、年数が経過するとヘッドとシャフトを固定する接着剤が弱くなり抜けてしまうことも。最近は中古のゴルフクラブを購入する人が増えていますが、
中古で破損した場合保険に入っていても適用されないケースが多いようです。抜けたヘッドが飛んで誰かに当たってしまうと危険なので定期的にメンテナンスを行いましょう。
ゴルフクラブが折れる原因で最も多いのはプレーの際にクラブを適切に扱えていないこと。ボールを打つ際にクラブとボールが接触する適切な位置は決まっていて、
そこからズレた位置でボールを打ってしまうことで破損につながってしまうのです。
ゴルフクラブにはヘッドの中心にスイートエリアと呼ばれる部分があります。ここがボールとクラブの最も適切な接触点。
この部分はゴルフクラブの重心でボールが当たっても負担が少なく、ボールにうまく力が伝わって飛距離が最も出やすくなります。
ゴルフ初心者でスイングがまだうまくできない時は、ボールを当てる位置がスイートエリアから外れてしまうことがあるでしょう。
スイートエリアから外れた位置にボールが当たると衝撃がうまく吸収できずシャフトに大きな負担がかかる原因に。場合によっては折れてしまうこともあります。
ゴルフ初心者は思いっきりスイングしたいという気持ちを抑え、まずはスイートエリアにボールを当てることを意識してみましょう。ゴルフクラブの破損対策だけでなく、ゴルフの上達にもつながりますよ。
ゴルフクラブは意外と繊細。バッグから直接取り出すだけでも場合によっては折れてしまうことがあります。複数のゴルフクラブをキャリーバッグに入れていると、
取り出す際に他のゴルフクラブに引っかかってしまうことも。無理やり引っ張ってしまうと強い衝撃が加わるため注意が必要です。通常ゴルフのプレーで折れやすいのはシャフトとヘッドの接合部分。
新品のゴルフクラブであっても、シャフトのグリップ側の部分が折れるのはプレー以外でのクラブの扱い方が悪いという事になります。
プレーの中では折れにくいグリップ側が折れると保険適用外となってしまう可能性があるので要注意。日頃から気を付け、ゴルフクラブを丁寧に扱っていれば防げます。
ゴルフクラブをバッグから取り出す際は強く引っ張らず丁寧に扱うようにしましょう。
まれなケースですが、ゴルフクラブの品質が悪くもともと壊れやすいという場合もあります。伝統あるメーカーでしっかり生産していても不良品は必ず出てしまうもの。
自分でいくら気を付けていてもこればかりはどうしようもありません。この場合は保険ではなくメーカー保証が適用されます。
ヘッド部分の傷や折れたシャフトの断面から総合的に判断し、折れた原因が誤った使用法によるものではないとされれば無償で交換してもらえるでしょう。
雑に扱ってダメージが蓄積されていたら保証が効かなくなってしまいます。この時に適切な判断をしてもらうためにも普段からゴルフクラブを丁寧に扱っておくことが大切。
ただ、自分でオーダーメイド、改造したシャフトはそれにより強度が低下していても保証されません。
ゴルフクラブおよびゴルフクラブが折れる主な原因は、ミスショットによる地面への衝撃などによる傷です。
そもそもゴルフクラブは、スピーディーかつ力強いショットにも耐えられるよう設計されているため、スイング時のしなりには強くできています。
しかし、ミスショットを何度も行い、ヘッド部分とシャフトの接続部分に傷や亀裂が入ると、耐久性が下がり折れやすくなってしまいます。
ゴルフクラブが折れた場合の原因は、ミスショットによる傷だけでなく経年劣化の可能性もあります。
ゴルフクラブはカーボン製だけでなく金属製もあり、サビなどで劣化するため管理に注意が必要です。
また、数年や10年以上、同一のゴルフクラブを使用している場合は、通常のスイングで折れる可能性もあります。
経年劣化に気付かずゴルフクラブをスイングし折れてしまうと、自分や第三者へ被害が出ることもあるので、長年使用している場合は新品を購入するのがおすすめです。
ゴルフクラブは経年劣化やミスショットによる傷の他に、キャディバッグへの収納時や出す時にも注意が必要です。
たとえばキャディバッグからゴルフクラブを取り出す際、他のゴルフクラブなどに引っかかっている状況で無理に出すと折れます。
また、ゴルフ練習後に掃除しないと、水分などが残りサビが発生し、耐久性が下がる可能性もあります。
ゴルフクラブはさまざまな要因で折れるため、収納・掃除に関してとくに気を付けましょう。
ゴルフクラブが破損する原因はボールを当てる位置が間違えていることによる過度な負担やバッグからの取り出し方など雑な扱い方による衝撃、
そもそも購入した時点での品質の悪さなど様々であることが分かりました。特にゴルフをはじめたばかりの方はわからないことが多かったり、わかっていてもついついやってしまったりすることがあるでしょう。
ゴルフクラブが破損した場合、ゴルフ保険に入っていれば保険が適用される可能性があります。ゴルフは急な出費が起こりやすいスポーツ。楽しみながら続けていくには事前によく備えることが大切です。
ゴルフ保険には様々な種類があり、保証内容がそれぞれ異なるため加入する際には保証内容を比較して自分のスタイルに合った保険を選びましょう。