画像引用元:三井住友海上公式サイト
(https://www.ms-ins.com/personal/travel/golfer/)
インターネットで24時間いつでも契約可能。三井住友海上のゴルフ保険「ネットde保険@ゴルフ」の補償内容や保険料、特徴についてまとめています。
三井住友海上はMS&ADインシュアランスグループの中枢企業の一つで、自動車保険、住まい・家財の保険、傷害保険、旅行・レジャーの保険など、数多くの保険商品を取り扱っていますが、特にネットで加入できる保険に力を入れています。
三井住友海上のゴルフ保険「ネットde保険@ごるふ」もその中の一つで、インターネットで24時間いつでも契約することが可能。申込書への捺印も不要です。保険料の支払いはクレジットカードで行います。ネットでの手続きが完了すると、後日保険証券が送られてくる仕組みです。
ゴルフ保険は、賠償責任補償を主契約に、ゴルファー傷害補償特約、ゴルフ用品補償特約、ホールインワン・アルバトロス費用補償特約の4つで構成されています。
国内外のゴルフ場・ゴルフ練習場あるいは自宅などで、練習・競技・指導中に他人を誤って死傷させたり、財物損害したりなどで損害賠償責任を課せられた場合に対象となり保険金が支払われます。
注目できる点は、自宅が補償範囲に入っていることです。ほとんどのゴルフ保険は、ゴルフ場やゴルフ練習場の敷地内での事故に限られますが、例えば自宅でゴルフの練習中に隣の家のガラスを破損してしまった場合などでも対象となるのが三井住友海上のゴルファー保険です。
支払われる保険金に充当される項目は以下の種類となります。
損害賠償金 | 損害賠償請求権者(怪我を負わせてしまった人など)に支払う治療費、または器物の修理費など |
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損害防止費用 | 発生した事故の拡大防止などに有益だった費用など |
権利保全行使費用 | 賠償請求に際し、その権利を行使するにあたり発生する手続きにて発生した費用など |
緊急措置費用 | 応急手当など緊急措置において発生した費用など |
協力費用 | 事故の解決に向けて、三井住友海上に協力するために費やされた支出など |
争訟費用 | 損害賠償における訴訟にて発生した、弁護士報酬の費用など |
具体的には、保険規約から確認できます。
保険会社が代理で示談交渉を行うサービスは付加されていませんが、必ず相談・報告のうえ応対するよう注意してください。
“この保険では、保険会社が被保険者に代わって損害賠償請求権者との示談交渉を行う「示談交渉サービス」を行いませんが、万一、被保険者が損害賠償責任を負う事故が発生した場合には、賠償問題が円満に解決するようご相談に応じさせていただきます。なお、あらかじめ当社の同意を得ないで損害賠償責任を認めたり、損害賠償金等を支払われた場合には、損害賠償責任がないと認められる額等が保険金から差し引かれることがありますのでご注意ください。“三井住友海上 | ゴルファー保険より引用
●http://www.ms-ins.com/pdf/personal/travel/golfer.pdf
国内外のゴルフ場・ゴルフ練習場で練習中・競技中・指導中に偶然の事故によりゴルファー自身が死傷した場合に、以下の保険金が支払われます。
死亡保険金 | 事故発生から180日以内に事故によるケガが起因で死亡した場合に、傷害保険金の全額が支払われます。 |
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後遺障害保険金 | 事故発生から180日以内に事故によるケガが起因で後遺障害が生じた場合に、その度合に応じて傷害保険金(4%~100%)が支払われます。 |
入院保険金 | 事故によるケガの治療のため、平常の生活や仕事ができなくなり入院した場合に、傷害保険金額の1.5/1,000×入院日数(事故の発生の日からその日を含めて180日以内の入院に限る)が支払われます。 |
通院保険金 | 事故発生から180日以内に事故によるケガを治療するために通院した場合、90日を限度に通院した1日につき傷害保険金額の1000分の1が支払われます。 |
国内外のゴルフ場・ゴルフ練習場で、ゴルフクラブの破損またはゴルフ用品の盗難被害にあった場合、保険金額を上限に修理などに掛かる費用が支払われます。なお、ゴルフボールの盗難については、他のゴルフ用品の盗難と同時に生じた場合に限ります。
ゴルフクラブは全損の場合は再調達価額から使用による消耗分を差し引いた金額が、分損の場合は修理費(再調達価額から使用による消耗分を差し引いた金額が限度)が支払われます。
日本国内のゴルフ場で、被保険者本人が達成したホールインワン・アルバトロスについて、祝賀会・記念品の贈呈・記念植樹・同伴キャディへの祝儀などに要した費用が支払われます。慣習としての支出が妥当な社会貢献・自然保護などに役立つとみなされた各種費用も含まれます。詳しくは下記の規約をご確認ください。
“ホールインワンまたはアルバトロスを達成した場合
次の費用のうち実際に支出した額をお支払いします。
ア.贈呈用記念品購入費用
贈呈用記念品には、貨幣、紙幣、有価証券、商品券等の物品切手、プリペイドカードは含まれません。ただし、被保険者が達成を記念して特に作成したプリペイドカードは贈呈用記念品に含みます。
イ.祝賀会に要する費用
ウ.ホールインワンまたはアルバトロスを達成したゴルフ場に対する記念植樹費用
エ.同伴キャディに対する祝儀
オ.上記ア.~エ.以外のその他慣習として負担することが適当な社会貢献、自然保護またはゴルフ競技発展に役立つ各種費用。ただし、保険金額の10%を限度とします。“三井住友海上 | ゴルファー保険より引用
●http://www.ms-ins.com/pdf/personal/travel/golfer.pdf
9ホール以上ある日本国内のゴルフ場で、パー35以上の9ホールを正規にプレーし、自分以外の競技者同伴のもとホールインワン・アルバトロスを達成したアマチュアゴルファーが対象となります。(所定の証明書に目撃者による署名が必要)
セルフプレー時に達成したホールインワン・アルバトロスに関しては、同伴競技者以外の第三者の目撃証言がある場合に限り対象となります。(ゴルフ場使用人・同伴キャディ・場内の売店運営業者・後続のプレーヤーなど)
保険金の支払いは、ゴルフ保険規約に基づいて行われます。以下のようなケースは補償の適用外となりますので注意してください。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
三井住友海上のゴルフ保険の最大の特徴は、プランの数が多く、自分に合ったプランを自由に選択できることです。
保険期間1年のものだけでも6タイプあり、保険料も3,000円から1万8,000円まで幅広く選べ、賠償責任最大2億円、ホールインワン・アルバトロス補償最大100万円など補償内容も充実しています。
また、1週間プラン(保険料1,000円)も用意されているので、年間を通じてほとんどゴルフをプレーしないという人でも気軽に加入することができます。
しかもネットから手続きができるため、資料や申込書を取り寄せて記入して送るといった手間もなく、明日ゴルフに行くのですぐに契約したいという場合でも安心です。
スタンダードプラン | ||||
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コース名 | Aコース | Bコース | Cコース | 1週間プラン |
保険期間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1週間 |
賠償責任補償 (限度額) |
5,000万円 | 1億円 | 1億2,000万円 | 1億円 |
傷害補償 | 320万円 | 280万円 | 280万円 | 700万円 |
用品補償 | 10万円 | 27万円 | 29万円 | 20万円 |
ホールインワン・ アルバトロス補償 |
10万円 | 20万円 | 40万円 | 15万円 |
一時払保険料 | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 1,000円 |
プレミアムプラン | |||
---|---|---|---|
コース名 | Aコース | Bコース | Cコース |
保険期間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 |
賠償責任補償 (限度額) |
1億5,000万円 | 1億5,000万円 | 2億円 |
傷害補償 | 390万円 | 400万円 | 450万円 |
用品補償 | 34万円 | 36万円 | 33万円 |
ホールインワン・ アルバトロス補償 |
50万円 | 70万円 | 100万円 |
一時払保険料 | 11,000円 | 14,000円 | 18,000円 |
始期日の60日前~前日までが申込み可能です。約2か月間と長く設けられているので、忙しい方でも安心。
保険期間1週間のプランがあるので、あまりゴルフをしない方でも加入しやすいですね。
「VISA」「マスター」「JCB」「ダイナーズクラブ」「NICOS」「アメックス」が利用可能です。
残念ながら海外からは申込みはできないようです。どうしても海外からしか申し込みができないという方は、申込みが可能な他の保険会社と契約することをおすすめします。ただし、申込み時点で日本に住んでいて、日本からアクセスができれば利用可能となります。なので、海外にしばらくいられる方や移住する予定のある方は前もって契約を済ませば問題ないようです。
ゴルフ保険の加入できる年齢は満18才以上満80才以下となります。よって会社などでのゴルフ接待や友人同士でよくゴルフに行かれる方には、ゴルフ保険への加入がおすすめですね。
保険契約者と被保険者の範囲は契約者本人はもちろん、そのご親族の方から被保険者をお一人指定することが可能です。夫婦や親族同士でよくゴルフに行かれる方にはおすすめできる内容になっています。
(例)夫婦で契約した場合
契約は2件
ただし、ご親族以外の友人などは対象外ですので、お気を付けください。
他社のゴルフ保険に加入されている方は契約できません。もし、こちらの保険に加入するのであれば、他社の契約が満期になってからか、もしくは契約を解除してからになります。
プロゴルファー、ゴルフのインストラクターの方は非対応者になります。以上に挙げた方以外が対応者です。
こちらのサービスでは個人名義のみが対象となっていますので、残念ながら法人名義での契約はできません。
クレジットカードの名義は保険契約者のみとなります。したがって、保険契約者以外の名義のクレジットカードの使用はできません。クレジットカードをもっていない家族を被保険者にする際は、ご本人がクレジットカードの名義人として契約する必要があります。
もしメールが届かない場合は以下のインターネットデスクにお問い合わせが可能
三井住友海上インターネットデスク | |
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電話番号 | 0120-321-476(フリーダイヤル) |
受付時間 | 月~金曜日(除く土日・祝日・年末年始)9:00~17:00 |
インターネットから申し込みをした場合は、エコ活動の一環として行われている「eco保険証券」および「Web約款」の対象となるので、書面証券発行は基本行っていません。保険証券や約款を書面にて希望をされている方は、上記の三井住友海上インターネットデスクまでお問い合わせください。
三井住友海上とは別に他会社の契約期間が被ることはできません。もし、二重契約をしていると気づいた時点ですぐに上記の三井住友海上インターネットデスクまで連絡してください。
契約を解約する場合は、即座に取扱代理店や三井住友海上に連絡したほうがよさそうです。なぜなら、解約日から満期日の期間に応じて、解約返戻金が戻ってくるからです。ただし、未経過期間分よりは少なくるので、そこは頭に入れる必要があります。
(例)保険期間が1年で解約したのが6ヶ月経った場合、解約返戻金はお支払いした金額の半分以下となります。
上記の三井住友海上インターネットデスクで対応可能
日本国内のゴルフ場にて、ホールインワンやアルバトロスを成し遂げた人に対して実際にかかった費用が保険会社から支払われます。
ただし、証拠として以下2点が必要になります。
賠償責任、傷害、用品事故に関しては補償の対象になります。ただ、日本国内のゴルフ場でホールインワン・アルバトロスを達成した場合にのみが補償の対象となるので、勘違いしないようにお気をつけください。
ゴルフ保険に関して、保証内容が他の保険契約と被っている場合がありますので、事前に内容や金額などを確認したうえで契約してください。
三井住友海上のゴルファー保険は、単独で付けられる「個人賠償責任普通保険特約」、他の保険とセットでお得にできる「ゴルファー特別約款」、各種の特約(ゴルファー傷害補償特約、ゴルフ用品補償特約)などの各種特約を合わせたものです。
商品にセットできる主な特約にはさまざまな種類があります。ゴルフ場の敷地内にゴルフプレー中に相手をケガを負わせた場合に適用される「ゴルファー傷害補償特約」、ゴルフ場敷地内にてゴルフ用品の盗難、破損が生じた場合の「ゴルフ用品補償特約」、日本国内のゴルフ場にてホールインワンまたはアルバトロスを達成した際の「ホールインワン・アルバトロス費用」などから選べます。
保険申込書または保険証券の記名被保険者欄に記名された方のみが被保険者の対象です。
期間は基本1年契約です。他に1年未満の短期期間での契約も可能。詳細に関しては保険申込書の保険期間欄にて確認できます。
実際に契約する場合の支払限度額・保険金額、免責金額に関しては、保険申込書の「賠責支払限度額・保険金額」欄(セットの場合はセット名一覧表)および「免責金額」欄、普通保険約款・特約等にて確認が可能です。
保険料は、支払限度額・保険金額、免責金額、保険期間等によって異なります。詳細の確認は取扱代理店もしくは三井住友海上へ問い合わせをしてください。また、実際に契約する場合の保険料に関しては保険申込書の保険料欄にて確認できます。
保険料の払込みは現金はもちろん、クレジットやコンビニなどでの決済が可能な払込票払・請求書払での支払いができます。現金払込の場合は契約と同時に全額支払が可能です。ただし、取扱代理店や契約内容によって支払方法が選べない場合もあるので注意してください。
契約が満期に達し、保険料が全額払込み済みの場合に保険会社から支払われる「満期返れい金」や保険会社が予測していた利益率より高くなった場合に被保険者に分配される「契約者配当金」はありませんので注意してください。
契約を解約する場合において、契約開始日から満期日までの期間により解約返れい金が支払われます。ただし、契約開始日から解約日までの期間や個人の払込み状況によっては、追加で請求する場合がありますので、各自の支払状況を把握しておくとよいでしょう。