画像引用元:損保ジャパン公式サイト
(https://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/leisure/golf/)
総合保険会社・損保ジャパン(現社名:損保ジャパン日本興亜)のゴルフ保険で受けられる補償を調査。加入するメリットをまとめています。
損保ジャパンは自動車保険、火災保険、地震保険、海外旅行保険、ケガの保険などを取り扱う、業界大手の損害保険会社です。
損保ジャパンのゴルフ保険(ゴルファー保険)は、ゴルフのプレー中または練習中の事故を対象として、他人に対する賠償責任のほか、ゴルファー自身のケガ、ゴルフ用品の盗難・ゴルフクラブの破損、ホールインワン・アルバトロス費用などを補償します。
「緑にやさしい補償付」というのが他社のゴルフ保険にはない特徴で、ホールインワンやアルバトロスを達成した場合、ゴルファーによる緑化事業促進団体による寄付を保険金額の10%の範囲内で保険金から支払いすることができます。
その他の詳しい補償内容は以下の通りです。
ゴルフ場敷地内で(練習中・競技中・指導中・更衣・休憩中・食事中・入浴中など)偶然発生した事故によってキャディや他人にケガをさせたり、財物破損したりして法律上の損害賠償責任を課せられた場合に、損害賠償金ならびに訴訟費用などの金額が支払われます。
ゴルフ場での練習中・競技中・指導中あるいはゴルフ場敷地内での更衣中・休憩中・食事中・入浴中などに偶然起きた事故により、被保険者自身がケガをした場合に以下の保険金が支払われます。
死亡保険金 | 事故により被保険者本人が死亡した場合(事故発生から180日以内)保険金額の全額が支払われます。 |
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後遺障害保険金 | 事故発生から180日以内に生じた後遺障害については、その度合に応じて保険金4%~100%の額が支払われます。 |
入院保険金 | ケガにより入院した場合、事故の発生からその日を含めて180日以内の入院日数に対して、1日につき保険金額の1000分の1.5を乗じた金額が支払われます。 |
通院保険金 | ケガにより通院して医師の治療を受けた場合、事故の発生からその日を含めて180日以内の通院日数に対し、90日を限度として、1日につき保険金額の1000分の1.0を乗じた金額が支払われます。 |
ゴルフ場敷地内で、ゴルフ用品の盗難(ゴルフボールの盗難は他のゴルフ用品と同時に生じた場合に限る)や、ゴルフクラブの破損または曲損により生じた損害に対して、時価額を目安にした損害補償金が支払われます。
日本国内のゴルフ場でプレー中にホールインワン・アルバトロスを達成した上で、記念品の贈呈・祝賀会・記念植樹・同伴キャディへの祝儀・慣習として支出することが妥当な社会貢献と見なされる費用(保険金額の10%を限度)などに対して、保険金額を限度に保険金が支払われます。
なお、対象となるゴルフ競技は、アマチュア競技者が他の競技者1名以上と同伴し、基準打数パー35以上の9ホール、または基準打数パー35以上の9ホール(ハーフ)、または基準打数バー35以上の9ホール(ハーフ)を含む18ホールをラウンドする場合に限ります。
キャディを利用していないセルフプレー中に、ホールインワンもしくはアルバトロスを達成した場合については、原則として保険金の支払いは対象外となるので注意してください。
ただし、キャディが付いていない場合でも決められた条件を満たしていれば、保険を適用させることも可能です。
例えば、キャディ以外の使用人がホールインワン・アルバトロスの達成を目撃しており、署名捺印を貰えた場合は、証明書が作成できるため保険適用となります。他にも、ティーショットからカップインまでの一連の様子が確認できる動画がある場合も、日時や場所、本人確認が取れれば保険が適用されるので、覚えておきましょう。
損保ジャパンのゴルフ保険「ファミリータイプ」の保険料は、家族1人あたり1,900円(P1コースの1年間の場合)となっており、個人契約の料金の半額以下で加入できます。例えば、家族3人がそれぞれ個別で契約した場合にかかる保険料は、「5,000円×3=15,000円」です。一方、ファミリータイプで契約した場合は、本人のみパーソナルタイプの保険料が適用されるので、「1,900円×2+5,000円=8,800円」となり、実に6,200円分もお得に加入することができます。
このように、家族1名当たりの保険料は通常の半額以下でありながら、第三者に対する賠償責任補償額がパーソナルタイプと同水準となっている損保ジャパンのゴルフ保険ファミリータイプ。リーズナブルでありながらも安心感が高いので、家族でゴルフを楽しむ方はファミリータイプを選ぶのがおすすめです。
損保ジャパンのゴルファー保険は保険料(1年)が5,000円、7,000円、1万円の3タイプから選べるようになっています。
他社と比較して目立っているのはゴルファー自身がケガをした場合の補償が充実している点です。保険料5,000円タイプでも734.9万円、1万円タイプでは914.9万円が保険金額として設定されています。
その他の賠償責任やゴルフ用品の損害に対する費用はどちらかというと低く抑えられているので、傷害補償を手厚くしたいという人に向いている商品と言えます。
補償内容 | P1 | P2 | P3 |
---|---|---|---|
第三者に対する 賠償責任 |
3,000万円 | 5,000万円 | 1億円 |
ゴルファー自身のケガ | 734.9万円 | 854.9万円 | 914.9万円 |
ゴルフ用品の損害 | 15万円 | 21万円 | 25万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 |
20万円 | 30万円 | 50万円 |
保険料(1年) | 5,000円 | 7,000円 | 1万円 |
保険料(2年) | 9,520円 | 13,300円 | 19,010円 |
保険料(3年) | 13,810円 | 19,300円 | 27,560円 |
損保ジャパンのゴルフ保険には、家族も含めて契約できるプランも用意されています。保険料と保険金額は、本人には上記のパーソナルタイプが適用され、下記の金額は追記した家族1名当たりのものとなります。
補償内容 | P1 | P2 | P3 |
---|---|---|---|
第三者に対する 賠償責任 |
3,000万円 | 5,000万円 | 1億円 |
ゴルファー自身のケガ | 367.4万円 | 427.4万円 | 457.4万円 |
ゴルフ用品の損害 | 7万円 | 10万円 | 12万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 |
10万円 | 15万円 | 25万円 |
保険料(1年) | 1,900円 | 2,590円 | 3,470円 |
保険料(2年) | 3,610円 | 4,920円 | 6,580円 |
保険料(3年) | 5,240円 | 7,140円 | 9,550円 |
家族1名当たりの保険料は通常の半額以下でありながら、第三者に対する賠償責任補償額はパーソナルタイプと同水準となっており、リーズナブルでありながらも安心感の高いゴルフ保険です。