画像引用元:チューリッヒ保険公式サイト
(https://www.zurich.co.jp/)
事故対応・ロードサービスのCMでお馴染みのチューリッヒ保険会社は、事故対応満足度が評判の保険会社です。ゴルフ保険そのものは商品ラインアップにないものの、ゴルファー必見の特約があるのでその内容を確認していきましょう。
チューリッヒ保険会社は自動車保険・バイク保険の補償内容が手厚いことで有名なグローバル保険会社です。
個別のゴルフ保険は存在しませんが、「スーパー自動車保険」への加入を通じてゴルフ保険に相当する補償オプションを付帯できます。普段から車移動の多いゴルファー、または車を使う家族と一緒に暮らしているゴルファーに向けて、特約の内容をまとめました。
個人賠償責任補償特約は、スーパー自動車保険のオプションとして設けられている特約補償です。
スーパー自動車保険の被保険者はもちろん、被保険者の配偶者・被保険者と同居する親族も補償対象となります。一緒に暮らしている家族が多いゴルファーほどお得になるのが特徴です。チューリッヒ保険会社では、2013年に神戸地裁で取り上げられた小学生の自転車事故判決(損害賠償命令9,500万円)を経て、被保険者と同居している家族が起こした事故もすべて補償対象としています。
補償内容は、国内で発生した事故の損害賠償責任に対して、最高1億円の保険金が支払われるというもの。補償対象となるのは日常生活における事故のみで、住居以外の建物に関する事故や職務に関する事故、受託物の破損などには適用されません。
ゴルフ中に第三者を負傷させてしまったケースは日常生活の事故にあたり、補償の対象となります。
そのほか、自転車による接触事故、買い物中の商品破損、散歩中のペットが第三者に負わせた予期せぬ怪我なども補償範囲内となります。
傷害特約も個人賠償責任補償特約と同様、スーパー自動車保険のオプション補償です。
対象となるのは日常生活で負った怪我。怪我をした場所は国内外を問いません。保険金を受け取るには怪我の原因が偶然な外来事故であることと、事故日から180日以内の申請が必須となっています。
補償対象は治療・通院・手術・入院などの費用、または死亡・後遺障害の保険金など。ゴルフの練習中や競技中に怪我をした場合も基本的には対象内とされます。
補償の範囲については、3タイプの中から契約時に自由に選択できます。1人暮らしなら被保険者のみの補償タイプ、夫婦で暮らしているなら夫婦のみ補償タイプ、親や子どもと一緒に暮らしているなら家族補償タイプを選ぶと良いでしょう。どのタイプも治療・通院・手術・入院費用額は一定となっていますが、死亡・後遺障害の保険金額は異なります。