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掛け捨てと積み立てどちらが良い?

損害保険の一つのゴルフ保険は、ゴルフのプレー中の突発的な事故や、不足の出費(ホールインワン等に関連する出費)を担保するものです。保険商品は、大きく分けて、掛け捨てタイプと積み立てタイプがあります。

自分に合うのは掛け捨てか積み立てか

掛け捨てタイプは、毎月の掛け金は、保険金を受け取らない限り戻って来ません。一方、積み立てタイプは、毎月の掛け金のうち一部が積み立てられ、満期や解約時には返戻金として受け取ることができます。

医療保険や生命保険について、掛け捨てと積み立てとどちらが良いかと悩まれる方が多くいらっしゃいますが、個人の考え方によるところが大きいので、一概にどちらが良いとは言えません。

掛け捨てタイプは、割安な掛け金で必要な保険金を担保出来るメリットがありますので、収入の少ない若い方などに適していると言われています。

一方、ゴルフ保険は、一般的に掛け捨て方式で補償期間が短いのが特徴です。ゴルフ以外の事故を補償しないので、コンペの当日1日だけ加入できるタイプの保険もあります。

ゴルフ保険の積み立てタイプのものは掛金が高くなる分、補償の範囲が広がるというメリットがあります。ゴルフ中の怪我でなく、他のスポーツの最中の怪我でも補償を受けられたり、ゴルフクラブの破損等もゴルフプレー中のものでなくても補償を受けられます。

ゴルフ保険というよりはスポーツ保険といった感じですね。ゴルフ以外にもさまざまなスポーツをされる方ならこういった積み立てタイプの保険でも良いでしょう。

近年では保険商品の掛け金の支払い方法にクレジットカードを利用出来るところが増えています。今まで金融機関の口座引落しを利用していた方の中には、クレジット払いに支払方法を変更する方も増えているようです。

掛け捨てと積み立てのメリットとデメリット

ゴルファーなら加入すべきといわれているゴルフ保険。ゴルフの最中に起こった事故によるケガの治療費や、他人にケガをさせてしまった際の賠償金などが必要になった際に、慌てないための保険です。ゴルフ保険には、掛け捨てと積立タイプがありますが、一体どちらの保険に入るべきなのかとお悩みの方向けに、ゴルフ保険の掛け捨て・積み立てのメリットとデメリット紹介したいと思います。

掛け捨てタイプのメリット

まずは掛け捨てタイプの説明からしたいと思います。掛け捨ては、決められた保険料を支払いますが、保険金を受け取らない限り手元に一切お金が戻ってこないタイプの保険です。掛け捨てタイプの最大のメリットは、積立タイプに比べて保険料が安いことが多く、保険料の負担を抑えられるという点です。また、ゴルフ保険の掛け捨てタイプには、1日だけ加入できるものもありますので、大切なコンペの日だけ加入したい!とお考えの方にも非常に向いている保険といえるでしょう。

掛け捨てタイプのデメリット

1日だけの掛け捨てタイプなどは、安くて簡単に加入できますが、積み立てタイプに比べるとプランの種類や補償が少ない傾向にあります。また、掛け捨てタイプは保険金を受け取らない限り手元にお金が戻ってきませんので、保険料を支払うこと自体がもったいないと感じる方もいるでしょう。ご自身がゴルフを行う頻度を考えて選ぶべきといえますね。

積み立てタイプのメリット

一方、積み立てタイプは、支払う保険料の一部が積み立てられるため解約時や満期の際に返戻金として手元にお金が戻ってくるため、貯蓄をしながら保険をかけられます。加入するプランにもよりますが、20万円~100万円ほど受け取ることができるといわれています。また、掛け捨てタイプと比べて補償範囲が広いのも特徴で、ゴルフ時だけじゃなくその他スポーツを行っていた際のケガやトラブルも対象であることも。

積み立てタイプのデメリット

積み立てタイプは補償範囲が広い分、月々の保険料は1万円~2万円ほどかかります。この金額を高いと感じる方もいるでしょう。

ゴルフ保険に入る目的

掛け捨てか積み立てタイプか悩む前に、ここでゴルフ保険に入る目的を考えたいと思います。目的をしっかりと理解したうえで、加入するタイプの保険を決めるべきといえるでしょう。

他人をケガさせた時の損害賠償

ゴルフのプレー中に、他人にボールを当ててケガをさせてしまった、持ち物を壊してしまったなど損害賠償責任が発生した際に、加入しているゴルフ保険が補償してくれます。それだけではなく、トラブルが発生した際の弁護士費用や裁判費用、治療費も補償に含まれている場合があります。軽いケガならそこまで大ごとにならないかもしれませんが、過去ゴルフ中に恐ろしい事故が多数発生しています。頭にボールが直撃したことによる脳挫傷が原因で重度の後遺障害が残ってしまったり、ゴルフカートを運転している最中に、急にスピードを出したことで同乗者がカートから落下し骨折してしまったなど。他にも様々な事故が起きているのが現状です。最悪の場合は、訴訟にまで発展して多額の損害賠償を支払うことも考えられますので、決して他人事と思わずに、もしもの時に備えておくべきといえるでしょう。

実は恐ろしいゴルフ中のケガ

どれだけ気を付けていても、ゴルフのプレー中に事故が起こらないとは言い切れません。ここで、過去の事故をひとつご紹介しましょう。判例時報2210号88ページによると、加害者が打ったボールが左目に当たり、被害者が失明したケースがありました。その後、損害賠償請求を起こし、加害者、キャディ、キャディの所属するゴルフ場に4,400万円の賠償を命じたのです。もし、ゴルフ保険に加入せずにこのような事件が起きたとしたら、あなたならどうしますか?莫大な金額を負担する上に、精神的にもつらい体験をすることになります。いつ事故が起きるかなんて誰にもわからないのですから、やはり保険に加入して万が一に備えることは非常に大切です。

参考:ゴルフプレー中に同伴者の打球が左目に当たり失明した事故での責任(消費者問題の判例集)_国民生活センター

自分がケガをしたとき

ゴルフ保険に加入する本人がケガをしてしまった場合、ケガの程度にもよりますが入院や通院が必要になるケースもあるでしょう。その際、治療にかかった費用や通院にかかる費用などを負担してくれるのです。ゴルフの練習中やプレー時のケガに対応しています。ボールを飛ばしたときに、自分に跳ね返ってしまった場合や、転倒時にケガをした場合でも安心するために加入します。

ゴルフ用品が破損した・盗難にあったとき

ゴルフクラブ、ゴルフボール、ゴルフウェア、ゴルフバッグなど、ゴルフ用品が破損したたり、盗難被害に遭った際に補償されます。ただし、ゴルフボール単体で盗まれた場合は、補償対象になりません。ゴルフクラブやバッグなどと一緒に盗まれた際に補償されることを覚えておいてください。また、ゴルフ用に設計されていたとしても時計や宝石、貴金属は対象外になりますのでご注意ください。

ホールインワンを達成したとき

ホールインワンやアルバトロスは大変おめでたいことです。プロゴルファーでも達成するのが難しいといわれているほどです。しかし、実際にホールインワンやアルバトロスを達成すると多くの出費がかかってしまうことをご存じでしょうか。祝賀会の開催や一緒にプレーした人の費用負担、祝義、記念品贈呈など100万円もの大金を負担しなければならない場合もあるのです。そんなときに力になってくれるのがゴルフ保険。加入するプランによって補償額が異なりますが、30万円~100万円ほど補償してくれます。ただし、キャディを同伴せずにセルフプレー時にオールインワンを達成した場合は、ゴルフ場の人による証明書の署名や、プレー時のビデオ提出などが必要になります。これらの用意が一切できない上、キャディもいない場合は補償対象にはなりませんのでご注意ください。

掛け捨てと積み立て一体どちらを選べばよいの?

ゴルフを始めたばかりの方や、頻繁にゴルフをする予定がない場合は、掛け捨てタイプでも問題ないと考えられています。また、高額な保険料をかけたくない場合も比較的保険料の安い掛け捨てタイプが向いているでしょう。一方、長期間ゴルフをする予定の方や、頻繁にゴルフをする場合は、いかに損をせずに保険に加入するかという点に着目して、加入するタイプを選ぶべきといえます。積み立てタイプは補償範囲が広く特約が付く場合がありますので、現在加入されている生命保険の内容と相談しながら決めてください。加入する人のライフスタイルや年齢、経済状況によって左右されるため、どちらの保険に入っていいのかわからない場合は、保険会社に相談してみることをオススメします。

まとめ

ゴルフ保険の掛け捨て・積み立てタイプのそれぞれの特徴と、ゴルフ保険に加入する目的についてお伝えしました。頻度の多さに関係なく、1年に1回でもゴルフを行うのではあればすぐにでもゴルフ保険に加入するべきといえるでしょう。これまで見てきたゴルフ保険の掛け捨て・積み立てタイプのメリットデメリットをそれぞれ理解した上でご自身が無理せず加入できるタイプの保険を決めてくださいね。また、「自分は大丈夫」と過信せずに何かあったときのためにも賢く備える準備をしましょう。