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プレー中の事故を防ぐために知っておきたいこと

沢山のゴルフクラブ

ゴルフを安全に楽しむために知っておきたいこと

ゴルフプレーヤーとキャディー

ゴルフ場はさまざまな人がプレーする場所です。そのため、残念ながらプレー中に事故やトラブルが起こることもあります。そこで、この記事では初心者が知っておきたいゴルフ場の事故やトラブルの例をご紹介。また、事故の加害者・被害者にならないように心がけておきたいことをご紹介します。

ゴルフ場で起きやすい事故やトラブルの例

ゴルフボール

まずは、ゴルフ場でプレー中に起きやすい事故やトラブルをいくつかご紹介します。

打ったボールが隣のコースの人に当たる

打ったボールが思ったよりも曲がってしまい、隣のコースの人に当たってしまったという事例。実際にこのような事故が起こり、ボールが当たった人は肋骨を骨折するという怪我を負ったことで、損害賠償を認めるという判決が出たという事例もあります。

もちろん狙ったところにボールを飛ばせれば良いのですが、必ずしもそうとは限りません。自分が売ったボールがどこに飛んで行くかという可能性について最大限に配慮し、事故を起こさないように注意することが必要といえるでしょう。

同伴プレイヤーの打ったボールが当たる

同じ組でプレーしている人のボールが当たって怪我をしてしまう、という事故も多く起こっています。例えば前方に立っている同伴者の頭にミスショットしたボールが当たってしまい後遺症が残る怪我を負った、というケースも実際に起こっています。

もちろん、前方にいるプレイヤーに対する注意を怠ったという点では打った側に責任はありますが、このケースの場合は「同伴プレイヤーの前方には出ない」というマナーの基本も考慮する必要があるといえるでしょう。実際に裁判でも被害者側にも責任はあると認定されています。

カートからはみ出したクラブが木にぶつかる

カートで移動する際には、しっかりとクラブをゴルフバックに収納してから乗り込むことが基本ではありますが、時には手にクラブを持ったまま乗って移動することもあります。

この時に、クラブがカートからはみ出すように持っていたことから、木に引っかかってしまうというケースもあります。この時の衝撃にハンドルを取られるなどしてカートが転倒したりしてしまうと、事故につながることも。自分だけではなく、一緒にカートに乗っている同伴者も事故に巻き込む可能性がある危険性があります。

後ろの組からボールを打ち込まれる

ゴルフ場では、「打ち込み」によるトラブルが多く発生します。前の組がコース上に打てば届く距離にいるタイミングでショットする行為を打ち込みと呼んでいますが、これは事故につながる可能性もある大変危険な行為。万が一自分が打ったボールが他のプレイヤーに当たってしまったら、と考えるだけでゾッとするのではないでしょうか。

時には、前の組のプレーが遅いことで打ち込みをしてしまうプレイヤーもいるようですが、これは大きなマナー違反。足元をボールがコロコロと通過して行くような打ち込みは怪我に繋がらないものの、打ち込まれた側のプレイヤーにとっては非常に不快な行為でもあります。時には、プレイヤー同士のトラブルが起こってしまうこともありますので、十分に注意。例え前の組が遅いと感じても、じっと待つことがマナーであると心得ましょう。

事故を起こさないために心がけるべきこと

旗を持っている男性

プレー中は、一歩間違えると事故やトラブルが起きてしまいます。そのためにも常に事故を起こさないように気をつける必要があります。

基本は「前の組がいなくなってから」

ゴルフ場でプレーする際の基本は、「前の組がいなくなってから」です。自分たちのペースが乱されそうと感じたとしても、前項で説明したような打ち込みを行ってしまうのは、ゴルフ場での振る舞いとしてふさわしくはありません。

前の組が終わるのを待ちながら、次のコースはどのように攻略するかを考えてみるのもゴルフの楽しみ方のひとつ。自分たちが楽しめるのはもちろんですが、他のプレイヤーへの思いやりもしっかりと持ってプレーしたいものです。

移動中はカートから乗り出さない

また、移動する時に便利なカートに乗る時には、乗り出さないようにするのもゴルフ場での基本。自分が打ったボールが気になってついついカートから身を乗り出してしまうこともあるかもしれませんが、これは非常に危険な行為。最悪カートから落ちて、カートに轢かれてしまうという可能性もゼロではありません。「カートは車両である」という意識をしっかりと持って利用するようにしましょう。

いつでもゴルフ場のマナーを忘れずに

ゴルフをしている男性の足

プレーする際の基本は、ゴルフ場のマナーを忘れないということが大前提。初心者のうちは、打ち方などに気を取られてしまい、ゴルフ場での振る舞いまで気が回らないということがあるかもしれません。しかし、ゴルフを楽しむのは安全があってこそ。そのためにも、ゴルフ場のマナーを忘れずにプレーするようにしましょう。

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