まず、どのくらいの気候であればゴルフをプレーするのに最適なのかといった点ですが、気温は18〜24℃程度がちょうど良いといわれています。半袖でプレーができて、それほど汗をかかない程度の気温が最適といえるのではないでしょうか。
天候としては、強い日差しが降り注いでいない方が快適ではありますが、少し気温が低い場合には日が出ていれば快適ですし、25℃以上の気温の場合は、曇っていた方が快適なので、晴れていればよい、というわけでもない点が難しいところです。
ただし、風や雨にはどの季節でも注意。ゴルフをプレーする際には天気予報をしっかりチェックしておきましょう。
ゴルフをプレーするのに良い時期は、春と秋の2回あるといわれています。
気候が穏やかでだんだんと暖かくなってくる春は、1回目のベストシーズンです。ポカポカ陽気と新緑の中でプレーするのはとても気持ちが良いもの。タイミングが合えばきれいな桜を楽しみながらプレーすることもできるかもしれません。
ただし、花粉症の人にとっては辛い時期かもしれません。その場合は、花粉の飛散が収まる時期を狙ってゴルフ場に行くようにすると良いでしょう。また、春にコースデビューできるように冬の間はしっかりと練習場や自宅などで練習して、気持ちの良い時期にプレーできるように準備しておくのがおすすめです。
また、秋もゴルフをプレーするのにとてもオススメの時期です。暑い夏が終わって、爽やかな空気の中で気持ちよくプレーができるので、ベテランのゴルファーでも秋が好きだという人も多いのではないでしょうか。
春と同様、秋はゴルフ場の周りの景色を楽しめる季節でもあります。紅葉を楽しみながらゴルフをプレーするのは最高です。また、プレーした後に温泉に入るのも風情があっておすすめ。非常に贅沢な時間が過ごせる季節でもあります。
ベストシーズンとはいえない夏と冬は、ゴルフをするには不向きなのでしょうか。ここでは、夏や冬にゴルフをするメリットやポイントについて考えてみましょう。
ベストシーズンといわれる春や秋は、雨が少なく気候も安定していることから比較的プレー料金は高くなりがち。その反面、夏や冬はベストシーズンに比べて安い料金でプレーできます。そのため、練習のためにゴルフ場に行きたい、という場合にはこの季節を狙うのもおすすめです。
夏や冬にプレーする場合には、季節に合った準備をしっかりしていく必要があります。
例えば昨今は夏の暑さが年々厳しくなってきていますので、夏にプレーするなら暑さ対策・熱中症対策をしっかりとしておきましょう。例えば冷感機能があるインナーを着用したり、水分補給をしっかりできるようにボトルを持参したり、さまざまな面で工夫することによって暑い夏でも快適にプレーができます。夏用のグローブやシューズなどもチェックしておきましょう。
また、冬にゴルフ場に行く場合はもちろん寒さ対策が必要。冬用のウェアやホッカイロなど、体温を奪われてしまうと思い通りのプレーができなくなってしまうため注意しましょう。
また、ゴルフ初心者の場合、秋にスタートするのもおすすめです。
まず、秋は暑くも寒くもない季節で、誰もが快適にプレーできるというのがその理由。花粉の影響もないので、花粉症の人でも心配なくプレーできます。気候などに影響されないため、プレーに集中できるというメリットがあります。
秋からスタートすると、春の本格的なゴルフデビューに向けて練習できるというメリットがあります。秋からゴルフを始めて、寒くなってきたら練習場などでしっかりと練習を積み、春に練習の成果を発揮することができます。
また、秋は景色が美しい時期なので、ゴルフ以外にも楽しみがあります。ゴルフ場に向かうまでの道のりも紅葉が美しいですし、ゴルフをプレーした後の温泉も楽しめます。ゴルフ場によっては、温泉宿泊付きのプランを用意しているところもあります。ゴルフは最初にコースデビューしたときの記憶が後々残るスポーツ。行楽気分で楽しんでみると、良い思い出になるのではないでしょうか。