ゴルフを始めたばかりで、周りから「フィッティングを受けた方がいい」と言われた経験のある人はいませんか?ゴルフのフィッティングとは、さまざまなゴルフクラブでボールを打ってみて、その時のデータを取り、自分に合ったゴルフクラブを見つけることです。
その日のコンディションもあるため、1日でしっくりくるクラブを見つけるのは難しいことではあります。しかし、フィッティングはクラフトマンやゴルフショップのスタッフなどに見てもらえるため、自分で選ぶよりも確実に自分に合うゴルフクラブを見つけられるでしょう。
フィッティングを受けようかどうか迷っている場合には、「初心者の自分もフィッティングを受けた方がいいのか?」と考えてしまうことも多いでしょう。
ゴルフを始めたばかりだし、適当なクラブで慣れてから…と考えている人もいるかもしれませんが、実がゴルフクラブにはそれぞれ性能の差があるため、自分に合ったレベルのクラブで練習することも非常に大切。オーバースペックなクラブや、アンダースペックなクラブで練習していると、なかなか上達に繋がらないこともあります。
このような状況を避けるためにも、はじめから自分にピッタリと合ったゴルフクラブで練習することが上達への近道の一つ。初心者でも迷いなくフィッティングを受けましょう。
フィッティングの最大のメリットは、自分に合ったクラブが見つかる、ということですが、例えばカスタムショップでフィッティングを行った場合には、スイングやくせに合わせてクラブを調整してもらえる点がメリット。本当に自分に合うクラブが手に入るということになります。
また、ゴルフを始めたばかりのタイミングだけではなく、しばらく経つとスイングが変わってくる可能性もあります。そのような時にもスイングに合わせたクラブに調整し直してもらう、ということも可能なので、折を見ながらフィッティングをするようにすると良いでしょう。
フィッティングをしたいと思った場合、もしレッスンを受けているのであれば担当してくれているコーチや、いつも通っているレッスン場のスタッフに相談してみるのがベストです。スイングの癖などをしっかりと把握してくれている人に見てもらうことができるため、自分に合ったクラブを選べます。
また、レッスンを受けていない場合には、信頼できるゴルフショップなどで相談してみると良いでしょう。周りのゴルフ経験者に、良いゴルフショップを紹介してもらうという手もあります。心当たりがない場合には周りの人に聞いてみることをおすすめします。
フィッティングでは、さまざまな項目を見てもらえます。例えばヘッドスピードや飛距離をはじめ、打ち出し角や飛び出し方向、ヘッド軌道など、さまざまな項目を計測してそのデータを分析することで、最適なクラブを選択できるようにフィッティングします。
さまざまな要素を合わせて分析し、ベストなクラブを選択することになりますので、やはりプロに任せるのが良いやり方といえるでしょう。
一般的なフィッティングの流れを紹介します。
まず、フィッティングではヒアリングするところから始めます。ここではゴルフ歴やお悩み、理想、レッスン経験の有無などを聞いていきます。次に行うのはスイングテスト。今使っているクラブを見せてデータをとってから実際にボールを打つことにより、弾道やスイングなどに関するデータを収集します。この時のポイントは、「いいショットを打とう」と思わずにいつも通り打つこと。最初に話したお悩みの原因がどこにあるのかを見てもらうためにも、普段通り打つようにしましょう。
ここまでにとったデータを参考することにより、用意されているシャフトとヘッドを組み合わせたクラブを提案してくれます。そのクラブで再度ボールを打ち、さらにデータを分析することによって理想の組み合わせを探っていくことになります。
ゴルフ初心者におすすめのフィッティングについてご紹介してきました。なかなかしっくりくるクラブに出会えない、スコアが伸び悩んでいるといった場合には、悩むよりも一度フィッティングを受けてみると良いかもしれません。もしかすると自分に合わないクラブを使っている可能性もあるからです。
自分に合ったクラブを見つけて練習を重ねることにより、スコアアップの可能性を高められるといえるのではないでしょうか。