ゴルフの情報を探している際に、さまざまなところで目にする「ゴルフ保険」。今は月1回くらいしかプレーしないし、とりあえず加入しなくてもいいかな…と思っている方はいないでしょうか。
しかし、ゴルフ保険はゴルフをプレーするなら加入しておきたいもの。なぜ加入したほうがいいのか、そしてどのような保証内容になっているのかをしっかりと知っておきましょう。
ゴルフ保険は、ゴルフを始めたばかりの初心者にこそおすすめ。なぜ初心者におすすめなのかをご紹介します。
まず、初心者は思い通りの方向にボールを飛ばすのが難しいという点があります。ベテランプレイヤーでも、意図しない方向にボールが飛んで行くことがありますので、初心者であればなおさら。
例えばプロゴルファーの場合、ボールは時速250キロ以上。もちろんこれほどまでの速度は出ないものの、ある程度のスピードは出ることになり、このボールが他の人に当たってしまった場合には大きな怪我に繋がってしまうことになります。
ゴルフを始めたばかりの頃は、ゴルフ場にはどのような危険があるのかがわかりません。
もちろんボールが人に当たると危険、ということは誰もが想像できる部分ではありますが、思いがけないところで怪我をしてしまう危険性もあります。
どんなところに危険が潜んでいるかがわからないからこそ、万が一の時のためにゴルフ保険でカバーできるように準備しておく必要があるといえるでしょう。
ゴルフをプレーする上ではさまざまなルールがあります。しかし、初心者のうちに全てのルールを把握するのは非常に難しいもの。そのため、知らないうちにルール違反をしてしまうこともあるかもしれません。
ルール違反をすることで、時には事故やトラブルにつながる可能性もゼロではありませんので、あらかじめゴルフ保険でカバーできるようにしておくと安心です。
ゴルフ保険への加入を迷う理由として、「どんな時に適用されるかわからない」という面もあるでしょう。そこで、どのような時に保険が適用されるのかをご紹介します。
ゴルフ保険と聞いて、まず思い浮かぶのが「他の人に怪我をさせてしまった場合の補償」ではないでしょうか。打ったボールが他のプレイヤーに当たり、損害賠償が認められたケースもあります。また、素振りしていたクラブが同伴者に当たって怪我をさせてしまうというケースも。
特に初心者の場合は、まだショットが安定しないために思いがけない方向にボールが飛んで行く可能性が高く、それが人に当たってしまうことがあります。このような場合に、ゴルフ保険でカバーすることができます。
プレー中にクラブが木に当たるなどしてシャフトが折れてしまうことがあります。クラブを修理に出した場合、一般的な修理費用はおよそ3千円から3万円となっていますので、痛い出費となることもあるでしょう。
このような時にもカバーできるのがゴルフ保険。クラブを折ってしまったという場合の他にも、盗難に遭ってしまった時にもゴルフ保険でカバーすることができます。
ゴルフ場では、自分が打ったボールが他の人に当たるだけではなく、他の人が打ったボールが自分に当たるというケースもあるでしょう。何も怪我がなければまだ良いのですが、時には怪我に繋がることも。場合によっては通院したり入院する必要があり、仕事に支障が出てくるケースもあるかもしれません。
ゴルフ保険に加入していると、怪我での入院や通院も支払い対象となります。
ホールインワンを出した場合、祝賀会を開くことが多くなります。祝賀会となるとかなりお金がかかることが予想されますので、ゴルフ保険で備えておきたいもの。「初心者だからホールインワンは出ない」と思っていても、可能性はゼロではありません。ホールインワンは嬉しいことですが、その後の出費を考えると、保険でカバーできるようにしておきましょう。
ただし、キャディーをつけないセルフプレー中のホールインワンは支払い対象外となりますので注意が必要です。
初心者は特に注目しておきたい、ゴルフ保険についてご紹介してきました。たとえ月に1回しかプレーしないという場合でも、ゴルフ保険には加入しておくことが理想的。一定額の補償がついて年間3,000円程度から加入できますので、加入を検討してみてはいかがでしょうか。