ゴルフ練習用の器具を選ぶときには、まずは自分がどのポイントの練習をしたいのかを見極めることが大切。例えばスイングの練習をしたい、飛距離を伸ばしたい、アプローチの練習をしたいなど、目的に応じて選ぶアイテムも変わってきます。自分の弱点がもしわからないというのであれば、ショップなどに行ってフォームのチェックをしてもらった上でおすすめの練習器具を教えてもらうという手もあります。
この記事では、目的別におすすめの練習用アイテムをご紹介します。
初心者であれば、まず正しいスイングを身につけたいと考えるはず。そこで、自宅でも正しいスイングを身につけるために練習できるおすすめアイテムをご紹介します。
「しなり」や「もどり」を体で感じながら素早く振り切る練習をすることで、実際にクラブを振ったときにもヘッドスピードをあげることができるアイテム。スイング練習器具として非常に人気が高いアイテムです。さまざまな長さ・重さが用意されており、初心者用〜上級者用までラインナップされているため、自分のレベルに応じて選ぶことができます。
ヘッドスピード調整機能付き。ダイヤルで調整することによって、自分のヘッドスピードに合わせる・目標値の設定など、目的に合わせた練習方法が可能。スイングしたときのヘッドスピードが設定速度に達したときと、減速したときに「カチッ」と音が鳴るため、インパクトゾーン・フォロースルーゾーンで音が鳴るようスイングの練習をしていくと、自然と正しいスイング軌道が身につきます。
実際にクラブよりも短いので、室内での練習も可能です。
グリップの矯正とフェース管理が簡単にでき、「1日10回振るだけで理想のスイングが完成」と評判のアイテム。重量785gのクラブで練習することにより、自然と筋力アップも叶います。実際にゴルフボールを打ちながらの練習はできませんが、短めのサイズなので自宅でも室内トレーニングができます。
手首を矯正することにより、スライスやフックを解消できるアイテム。ゴルフグローブの上から装着してスイングの練習をすると手首の動きが制御されるため、スイング時の手首の動きを強制できます。繰り返し練習することによって、正しい位置で固定できるようになります。
「家でゴルフの練習」というと、マットを使ったパター練習を思い浮かべる人も多いでしょう。ここでは、パターがうまくなりたい!と考える人のために、人気の練習用マット2種類をご紹介します。
パター練習に最適なマットを目指し、繊維にこだわり開発されたパターマット。最後に上り坂やカップ穴がなく、ボールが自然に減速してから止まるまでを体感できます。45cmの幅があるため、カップ穴に入れる練習だけではなく「30cmのところで止める」「カップの右端を狙ってみる」など、さまざまなバリエーションの練習が可能。
また、マンションや2階の部屋でも思いっきり練習ができるよう防音仕様となっている点も魅力的です。
ゴルファーの意見を採用しながらグリーンスピードを再現したフラット型の練習用マット。ストロークとアドレスが確認できるミラー型練習器具が付属しているので、自分の癖をチェックしながら練習できます。また、自由に目標設定ができるターゲットカップも付属。こちらのマットも防音仕様となっているため、自宅で夜に練習しても問題なし。裏面にゴム加工がされており扱いやすい、という声も。長さがあるので、ロングパットの練習にも対応できます。
自宅で飛距離を伸ばすための練習ができるのか?と考える人もいるでしょう。飛距離を伸ばすためには、ヘッドスピード・ミート率・筋力をつけることがポイント。おすすめの練習用アイテムをご紹介します。
アイアン型の素振り用クラブですが、なんと総重量は1.15kg。ずっしりと重く感じるこの練習用クラブで練習することによって、スイング固めと飛距離を伸ばすために必要な筋力のアップが期待できます。
グリップの種類は、ノーマルと矯正用の2種類。57cmの長さなので、室内で振っても問題ありません。
プロも練習用の器具として利用している練習用クラブ。「オーバースピードトレーニング理論」に基づいた、重さ違いの3本のクラブがセットになっているので、軽いクラブから順番に素振りすることによって、スイングスピードのアップが期待できます。飛距離アップさせたい!と考えている人におすすめのアイテムです。
グリーンの外からボールをグリーンに乗せるアプローチの練習ができるアイテムもあります。スコアアップの鍵を握る一つの要素ですので、ぜひ練習しておきましょう。
リターン式のアプローチネット。ロブ・ピッチ・チップ・ランニングの4種類の練習が可能なアイテムです。簡単に折りたたみができるサイズなので、室内でも庭でもつかえるのがメリット。組み立ては3分程度できますし、軽いため持ち運びもラクラクです。
ゴルフの練習用アイテムにはさまざまなものがありますので、練習場に行けないから練習できない、ということはありません。自分の目的に合ったアイテムを見つければ、楽しく練習できてスコアアップにもつながるはず。ピンとくるアイテムを探して、ラウンド前にたっぷりと練習しておきましょう。