ゴルフ初心者にとって、ほかの人はどのくらいのスコアで回れるのかはとても気になるところではないでしょうか。
コースデビューから間もない人のスコアは、「120から160」が一般的と言われています。男性だけでみると、「120から150」が平均。そのため、初めてコースを回った時にこの平均程度のスコアであれば、まず合格点であると考えて良いでしょう。
ただし、これはあくまでも平均値ですので男性で150以上叩いてしまうということもあります。平均値を大きく超えてしまったのであれば、次にプレーするまでにしっかりと練習を積んでおく必要があると言えます。
コースデビューをする時には、「これくらいのスコアで回りたい」という目標を立てておくことはとても大切。これは毎回目標を立ててプレーすることが上達のカギと言えるからです。そのため、毎回ゴルフに行く前に、「今日はこれくらいのスコアを目標にしよう」と考えておきましょう。
ただし、目標を立てる際に注意しておきたいのが、「無理な目標を立てない」という点。ゴルフを始めると、よく「スコア100を切る」を目標にする人が多いですが、何度かプレーするうちに100を切るのは簡単なことではない、ということがわかるはずです。特に初心者の場合は、高すぎる目標であると言わざるを得ません。
そのため、おすすめなのが「前回プレーしたときのスコアを上回る」を目標とすること。初めてプレーする時には、平均的なスコアをまず目標として設定しておくと良いでしょう。
初めてラウンドする場合、少しでも良いスコアで回りたいですよね。そのために押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
平均的なスコアで回るために心がけておきたいことは、まず「まっすぐ飛ばすこと」です。たとえ満足な飛距離が出なかったとしても、まずはまっすぐに飛ばせるようにするのがポイント。そのためには練習で使い慣れているゴルフクラブを使うことが必要です。
おそらく7番アイアンとPWの2本が使用頻度の高いクラブとなっているはずですので、実際のプレーでもこの2本を中心に使っていくことがおすすめ。プレー中はどうしてもクラブを使い分けたくなってしまいますが、初心者のうちは同じアイアンを使用して確実にホールアウトを目指したほうが、良いスコアを出すことができます。
ゴルフはミスをするとその分スコアが下がってしまいます。そのため、ミスにつながってしまうようなリスクをなるべく減らしながらプレーすることが必要。
たとえば、バンカーや池を越えなければいけない場合、今いる場所から1打で越えようとするとミスにつながってしまうことも。この場合、無理して飛距離を積むのではなく、いったんバンカーや池の手前までボールを進めてから、次のショットで確実に越えられるようにすることでリスクを減らすことができます。
このように、バンカーに入ってしまう可能性のあるショットの場合、どうしたらリスクを回避できるかをよく考えながらプレーすることも必要になってきます。
また、初心者の場合ウェッジを練習しておくことも注目しておきたいポイントとなります。これは、グリーンへのアプローチが上手くいくことで、良いスコアを出すことができるためです。そのため、アプローチの際によく使うウェッジの練習も念入りに行っておきましょう。
「トリプルボギー」とは、各ホールの規定打数よりも3打多く打つことを指すゴルフ用語です。すなわち、「パー3のショートコースなら6打」「パー4のミドルコースなら7打」といったような形で回ることを言います。
初心者の場合は全ホールこのトリプルボギーで回ることを目標にすると、平均よりも良いスコアでラウンドすることが可能。例えば、全ホールパー(規定打数)で回った場合には「72打」となりますが、全てのホールをトリプルボギーで回ると72打に54打(3打×18ホール分)プラスされることになりますので、スコアは「126打」となります。
このように、全てのホールをトリプルボギーで回ることで、初心者としては良いスコアでラウンドすることができます。
初心者のスコアについてご紹介してきました。なるべく良いスコアで回りたい、というのはゴルフを始めたほとんどの方が思うことなのではないでしょうか。そこで、少しでもスコアを伸ばすためにも、コースデビューする前にレッスンを受けてみることもおすすめです。初心者向けのレッスンを探して、あらかじめ練習しておくと自信を持ってコースデビューできるでしょう。