ゴルフを始めたばかりのうちは、誰かにラウンドに誘われたとしても自分のスコアが気になって「迷惑をかけてしまうのでは…」と考えがちです。そこで、この記事ではゴルフ初心者の女性の場合、どれくらいのスコアが平均的なのか、という点についてまとめました。
また、スコアアップのための練習や心がけについても情報を集めていますので、ぜひ練習の参考にしてみてください。
ゴルフスクールや打ちっ放しで練習をした初心者の女性が初めてラウンドしたときのスコアは、およそ「150〜160程度」が平均と言われています。練習量などにも大きく左右されるため、例えば3ヶ月ほどみっちりと練習した人の場合は120程度となることも。
ちなみに男性の場合も、初めてのラウンドの場合150以上のスコアとなることもあるようです。そのため、初心者のうちのスコアは男女共そこまで大きな差がないと考えておいても良いでしょう。
とはいえ、やはり自分だけ時間がかかってしまうのが気になってしまうとラウンドに誘われても気後れしてしまうもの。自信を持ってラウンドするためには、とにかく練習することが必要です。そのための心構えをまとめました。
スコアを伸ばすために必要なのは、「とにかくまっすぐに飛ばせる」ようになること。ボールの軌道が曲がってしまいラフに打ち込んでしまったりすると初心者はなかなか次に進むことができなくなってしまいます。そんな状況を防ぐためにも、まずラフに打ち込まないようにまっすぐボールを飛ばす練習をしましょう。
スコアを伸ばしたいと考えると、「遠くに飛ばす」ことに意識が向きがちですが、まっすぐ飛ばせるようになってから飛距離を意識しても遅くはありません。
また、初心者のうちはあれもこれも、とクラブを使い分けずに「得意なクラブ」を作っておくと安心です。パターを含め4本くらいを選び、集中的に練習しておくと、当日焦らずにすみます。たとえば「パター」「7番アイアン」「PW」「ドライバー」といったように選んで練習します。もし、どのクラブを選んだら良いかわからない場合は、周りの経験者に意見を求めてみると良いかもしれません。
逆に14本全てを使いこなそうとするのは、ある程度慣れてからにした方が良いでしょう。
初心者のうちは、どうしても遠くに飛ばしたいという意識からかフルスイングばかり練習しがちです。ただし、1度ラウンドに出るとわかるように、プレー中はフルスイング以外も大切になってきます。
特にグリーン周りのアプローチがうまくいかない場合にはなかなかスコアが伸びません。この時に重要になってくるのが、ハーフスイングを練習したかどうか。フルスイングばかり練習していると、このような状況の時にも大叩きしてしまいます。
ハーフスイングが上達することで確実にスコアアップに繋がりますので、ちょっと意識を向けて練習してみると良いでしょう。
また、グリーン上のパッティングもスコアアップにはとても大切。初心者がやってしまいがちなのが「長距離からカップインを狙う」ということ。少しでもスコアを良くしようとして、比較的離れたところから狙ってしまいます。ただ、パッティングに自信があれば良いのですが、初心者のうちはなかなかカップインできないどころか大幅にオーバーしてしまい、余計に時間がかかってしまうことも。
そのため、パッティングは長距離を狙おうとせず、2〜3回に分けて確実にカップインを目指していくことが、スコアアップの鍵です。
最後に、ルールやマナーをあらかじめ頭に入れておくことも大切です。ルールがわからないと余計なところに気を取られてしまってショットに集中できず、悪いスコアに繋がってしまいます。できる限り不安要素は減らしておきたいところなので、ルールやマナーはあらかじめ確認しておきましょう。
初心者のうちは、どうしても自分のスコアばかりに思考がいきがちですが、ショット以外の時間を短縮することも大切。移動の時や自分の番が来たらスピーディーに動くことなどを意識すれば、たとえスコアが悪かったとしても周りが迷惑、と思うことはないはずです。
初心者のうちはスコアが伸びないのも仕方ありません。しかし、少しでも楽しくプレーするためにはしっかりと練習しておくことが大切。この記事の内容を参考にして、楽しいコースデビューを迎えてくださいね。