ゴルフに頻繁に行かれる方なら入っておきたいゴルフ保険。そんなゴルフ保険がついたクレジットカードというものがあります。
クレジットカードならゴルフの代金をカード払いにすればポイントも貯まり、また優待サービスなどが付帯されたものもあるのです。
ここでは、保険会社が提供しているゴルフ保険と、クレジットカードにオプションで備え付けられるゴルフ保険とではどちらがいいかについても解説しています。
新たにゴルフ保険に加入するよりも、現在持っているカードの保険に加入したいという方も多いはずです。ここではカードのオプションで加入できるゴルフ保険を紹介しています。通常のゴルフ保険とどのように違うのか比較検討の材料にしてみてください。
年会費が永年無料のセゾンカード。そんなセゾンカードを持っていると加入できるゴルフ安心プランは、月々300円とリーズナブルな価格設定です。
日本国内に限らず、海外でプレイしている最中に遭遇したケガや、他人をケガさせてしまったときにも補償が適用されます。保険の対象はカード会員本人のみとなりますが、ネットから加入申し込みができるのもうれしいポイントです。充分な補償内容に加え、手軽に付帯できるのでおすすめのゴルフ保険といえるでしょう。
セゾンカード「ゴルフ安心プラン」の主な補償は賠償責任補償。国内外問わず、ゴルフプレイ中、相手にケガを負わせた場合に保険料が下ります。他に「死亡・後遺障害補償」、ゴルフ用品が破損したり、盗難された場合に発生する「ゴルフ用品損害補償」、ホールインワンやアルバトロスを達成した際に生じる祝賀会や祝儀代を補償してくれる「ホールインワン・アルバトロス費用」の3つが用意されています。
セゾンカードのゴルフ安心プランは「基本コースF」と「充実コースQ」の2種類あります。
基本コースF | 「基本コースF」は月300円の保険料で加入でき、賠償責任補償が5,000万円、死亡・後遺障害は200万円。 |
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充実コースQ | 一方の「充実コースQ」は保険料が月600円で賠償責任補償1億円、死亡・後遺障害300万円と少し補償内容が充実したコースです。 |
補償内容やプランのより詳しい情報は下記ページでご確認いただけます。
JCBカードを持っていると年額3,000円の料金で付帯することができます。月額に換算すると月々250円で賠償責任・傷害補償・用品損害・ホールインワン、アルバトロス費用など、基本的な補償が備わっているのが特徴。
ゴルフコースでのプレイ中や練習中に、誤って他人にケガをさせたり物を壊したりしてしまったときに、最大5,000万円の賠償責任補償金を受けられます。また、入院・通院による日額補償も備わっているので、継続的に治療が必要なケガも安心ですね。
JCBカード「トッピング保険ゴルフプラン」はインターネットからお申込みでき、ゴルフ前日申込みも可能。前日申込みの場合、補償開始日は翌日深夜0時になります。クラブを破損したとしても同等のクラブを購入するのに必要な額が補償されるので、安心してゴルフを楽しめます。また、ゴルフ以外のスポーツ(テニス、スキーやスノーボードなどの雪上滑走スポーツ、魚釣り)でも、プレイに必要な用具が破損した場合補償対象になるので非常にお得です。
JCBカード「トッピング保険ゴルフプラン」の保証期間は1年間。個人賠償責任額は1,000万円です。死亡・後遺障害は100万円まで補償されます。また、ゴルフ中のケガで入院が必要になった時は1日当たり1,000円の保険料が支給。手術保険金は2つパターンあり、入院中の手術は入院保険日額×10、外来の手術は入院保険日額×5の料金設定となっています。
補償内容やプランのより詳しい情報は下記ページでご確認いただけます。
本人・夫婦・家族とそれぞれの段階を設けた加入設定と、月額料金に応じて補償内容が充実していく三井住友VISAのゴルフコース保険。クレジットカードの利用状況によっては、クレジットカード本体の年会費がかかってしまうこともあります。そのため、元々三井住友VISAカードを利用しているユーザーにおすすめの保険ですね。
賠償責任補償金は最大5,000万円と高く、ホールインワン、アルバトロスの補償額も最大50万円と高水準の補償が整っています。
やはりおすすめのポイントは「家族でゴルフ保険に加入できる」こと。家族みんなでゴルフを楽しむのなら、迷わずチェックしておきたい保険といえるでしょう。
三井住友VISAカード「ネットde保険@ごるふ」はインターネットで24時間受付可能で申込書や捺印も不要です。主な補償内容は4つあります。
国内外のゴルフ場などで誤って他人を死傷させた場合に支給される「賠償責任補償」や自身にふりかかる偶然の事故などが発生した場合に発する「ゴルファー傷害補償特約」、ゴルフ用品の破損や盗難にあった場合に保険金がおりる「ゴルフ用品補償特約」、ホールインワンやアルバトロスを達成時に贈呈用記念品を購入する費用が保険金でまかなえる「ホールインワン・アルバトロス費用補償特約」が用意されています。
年会費は一切かからないので手軽です。
三井住友VISAカード「ネットde保険@ごるふ」はスタンダードプランとプレミアムプランの2つ。さらに各プラン、それぞれA、B、Cのコースが用意されています。
スタンダードプラン |
Aコースは一時払保険料は3,000円のコースで、賠償責任補償は5,000万円、傷害補償は320万円です。 Bコースは一時払保険料が6,000円で賠償責任補償は1億円、傷害補償は280万円、Cコースは一時払保険料が9,000円で賠償責任補償は1億2,000万円、傷害補償は280万円となっています。 ※別途1週間プランもあり |
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プレミアムプラン |
Aコースは一時払保険料は11,000円で賠償責任補償は1億5,000万円、傷害補償は390万円、Bコースは一時払保険料が14,000円で賠償責任補償は1億5,000万円、傷害補償は400万円、Cコースは一時払保険料が18,000円で賠償責任補償は2億円、傷害補償は450万円。 保険料が高くなればなるほど、もしもの時に充実した補償が受けられます。 |
補償内容やプランのより詳しい情報は下記ページでご確認いただけます。
JALダイナースカード、CLUB-Aゴールドカード、プラチナ会員には、自動的にゴルファー保険が付帯するという大変嬉しいサービスがあります。
自動付帯の保険だけでも「もしものときのリスク」に備えることができます。さらに補償をカバーしたいと考えている方のために、オプションプランが用意されており、加入タイプは3つ、保険料金は5,370円~17,440円となります。
自動付帯された保険には「賠償責任」「傷害死亡・後遺障害」「入院日額」「通院日額」のみの補償となりますが、オプションを付けることで「ゴルフ用品損害補償」と「ホールインワン・アルバトロス費用」も組み込まれます。また、この2つの補償金額は他の各保険会社のゴルフ保険と比較しても高い補償です。
オプションを付けると、かなり手厚い補償となるのが魅力。また保険開始日は、申し込みした月の翌月1日午後4時からの開始となります。申し込み日や開始時間に注意してください。
オプションプランの例は下記の通りです。カード自動付帯のゴルファー保険と組み合わせることで、より手厚い補償が受けられます。
加入タイプ | A型 | B型 | C型 |
---|---|---|---|
第三者に対する 賠償責任(1事故限度額) |
50万円 | 50万円 | 1億円 |
ゴルフ用品の損害 | 20万円 | 30万円 | 60万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 |
30万円 | 50万円 | 100万円 |
年間保険料 | 5,370円 | 8,480円 | 17,440円 |
補償内容やプランのより詳しい情報は下記ページでご確認いただけます。
ダイナースカードのゴルフ保険は、ダイナーズクラブビジネスカード会員であれば自動的に付帯される保険と、追加で申し込む保険があります。
「賠償責任」「ゴルフ用品損害」「ホールインワン・アルバトロス費用」の補償に加え、傷害保険も備えています。「通院」や「手術」「入院」「後遺障害」「死亡」の補償もあり、ゴルフの練習中または競技中の事故をサポート。補償も単体で販売されているゴルフ保険と比較しても、内容や金額は引けを取らず十分なものです。
付帯補償の内容は下記の通りです。
年会費 | 無料 ※カード年会費別途27,000円 |
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賠償責任 | 1億円 |
ゴルフ用品損害 | 5万円 |
傷害保険 | 死亡:300万円 後遺障害:最高300万円 入院:日額4,500円 通院:日額3,000円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 |
10万円 |
ダイナークラブビジネスカード会員以外の方は、自動付帯のゴルフ保険はついていませんので、追加で申し込む有料保険があります。三井住友海上のゴルファー保険「スタンダードタイプ」と「プレミアムタイプ」、au損害保険の「ゴルフ保険」であれば、保険料をダイナーズクラブで支払うことでリワードポイントやマイルの対象となります。
自動的にゴルフ保険が付帯している他の個人クレジットカード会員の場合は、傷害死亡と後遺傷害においては最も高い保険金額のものが上限となります。複数のクレジットカード付帯保険の保険金額が合算されるわけではありません。また、入院、通院、手術の保険金額は、他のゴルフ保険に加入していても支払われます。
ゴルフ用品損害は、所有している各クレジットカードの各保険金額の合計を限度として、その範囲内で実際の損害額を按分して支払われます。
保険金は各保険契約の合算金額となりますが、法人クレジットカードは種類によって異なる場合があるので、注意が必要です。入院、通院、手術の保険金額は他の保険に加入しているかどうかにかかわらず、日額の保険金額が支払われます。またゴルフ用品損害補償においては、各保険契約の各保険金額合計を限度額として、その範囲内で実際の損害額を按分して支払われます。
補償内容やプランのより詳しい情報は下記ページでご確認いただけます。
三越伊勢丹ホールディングスグループのクレジットカード「エムアイカード」が提供するゴルフ保険です。「エムアイあんしんゴルフプラン」は、エムアイカード会員向けに東京海上日動保険が取り扱っています。会員を退会すると同時に保険も解約になるので、注意しましょう。
4つのコースがあり、年間保険料と補償額がそれぞれ異なります。「第三者に対する賠償責任」「ゴルフ用品の損害」「ホールインワン・アルバトロス費用」のほかに、ご自身の障害を補償する内容が付いています。最も安いAコース以外は死亡・後遺障害の補償があり、全コースに入院・通院日額の保険金がついているプランです。
「第三者に対する賠償責任」が発生した場合、示談交渉をしてくれるサービスが付いているのが特徴。ほかにも契約者やご家族の健康をサポートするメディカルアシストも無料でついています。
オプションプランの例は下記の通りです。
Aコース | Bコース | Cコース | Dコース |
---|---|---|---|
2,540円 | 5,160円 | 7,650円 | 10,270円 |
補償内容やプランのより詳しい情報は下記ページでご確認いただけます。
エポスカード会員限定のゴルフ保険は、エポラク傷害保険に用意されたコースの一つで、名前の通りゴルフに特化したものとなります。自動付帯ではなく、追加で加入するタイプです。 エポスカードのゴルフ保険が他の保険と異なるところは、ゴルフに関する内容以外の補償も受けられるという点です。
ゴルフ保険の基本的な補償内容に加え、日常生活で起こったケガの補償も受けられます。 例えば、「傷害死亡・後遺傷害」ではゴルフ場以外の場所で起きた事故による死亡や後遺傷害への保険金が支払われます。「個人賠償責任」では、ゴルフプレー中にあやまって他人にボールが当たり怪我をさせてしまった場合などだけではなく、自宅の水漏れにより階下の住人の部屋を水浸しにしてしまったときなどの補償も。日常生活賠償は最大3億円と充実した内容になっています。
ゴルフ場、ゴルフ練習場以外で発生した事故やトラブルについても補償をしてくれるとっても便利な保険です。ゴルフに関する内容に特化しながらも、総合的にカバーしてくれることや、リーズナブルな価格がとても魅力的です。また国内の事故に限り、示談代行サービスもついています。
オプションプランの例は下記の通りです。
補償内容 | お手軽セット | おすすめセット | 充実セット |
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本人 | 520円 | 930円 | 1380円 |
夫婦 | 6170円 | 1210円 | 1820円 |
家族 | 970円 | 1780円 | 2730円 |
補償内容やプランのより詳しい情報は下記ページでご確認いただけます。
「アメリカン・エキスプレス」のクレジットカードを利用している方であれば、2,680円から加入できます。
クレジットカード自体の年会費の高さが一番ネックとなりますが、年額2,380円から加入できるお得なゴルフ保険です。補償内容も賠償責任・傷害補償・用品損害・ホールインワン、アルバトロス保険と、ひと通りの補償内容が整っています。
プランは下記の通りです。
プランA | プランB | プランC | |
---|---|---|---|
保険料 | 2,680円 | 9,590円 | 19,370円 |
保険期間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 |
傷害死亡・ 後遺障害保険金額 |
300万円 | 300万円 | 300万円 |
傷害入院保険金日額 | 4,500円 | 4,500円 | 4,500円 |
傷害通院保険金日額 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
第三者に対する 賠償責任保険金額 |
3,000万円 | 3,000万円 | 3,000万円 |
ゴルフ用品損害費用 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
ホールインワン・ アルバトロス費用 |
10万円 | 50万円 | 100万円 |
補償内容やプランのより詳しい情報は下記ページでご確認いただけます。
クレジットカードに付帯できるゴルフ保険を紹介してきましたが、通常のゴルフ保険と比べてどちらが気になったでしょうか。
特徴はクレジットカードで加入できるゴルフ保険は低価格で販売されているものが多いのが何と言っても魅力です。前日に申込みOKな保険もあるので、とても気軽に利用することができますし、オプションでさらに補償内容を充実させることもできますので、一度確認してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードにはゴルフ関連の特典が豊富なカードも多く、ゴルファーにとってお得なサービスを受けることができます。ゴルフ関連の特典が付帯しているクレジットカードはゴールド・プラチナカード以上のプレミアカードが多く、クレジットカード各社によって付帯するサービス特典はさまざまです。ここでは、ゴルフ関連の特典として利用できる代表的なサービスについて解説しています。
クレジットカードの付帯でゴルフ関連の代表的なサービスと言えば「ゴルフデスク」です。ゴルフデスクとは、全国の提携ゴルフ場を紹介・予約代行してくれるサービスです。各社提携の全国何百~何千ヵ所のゴルフ場のゴルフコースの予約・手配を手数料無料で利用できる嬉しいサービスです。
プライベートやビジネスの接待などでゴルフをプレーするときの予約や手配は意外と面倒なものです。特に人気のゴルフ場や時間帯によってはコースの予約がなかなか取れないこともありますが、ゴルフデスクでは電話1本で簡単に予約することができるのでかなり便利です。クレジットカードによってはなんと24時間オンライン予約受付ができるゴルフデスクもあり、いつでもゴルフコースの予約・手配が可能だったりするので加入されるなら一度カード毎に条件を調べてみましょう。
ゴールド・プラチナ以上のクレジットカードの中には「名門ゴルフコースの優待割引特典」が付いたカードがあります。名門コースと言われるゴルフコースでは、会員以外のゴルファーはプレーができないケースがほとんど。
名門ゴルフコース優待サービスがあれば、通常では予約が困難な名門コースでのプレーを予約・手配することが可能です。プロの大会でも利用される憧れのコースでプレーできるのは大きなメリットと言えます。
ゴルフを楽しむためにも、自分のスコアを伸ばすことを目標にしているゴルファーは多いのではないでしょうか。「スコア80を切る」「ハンデをシングルに」といった目標となると、独学での練習ではなかなか難しいもの。
特典の中には、プライベートレッスンの優待割引が用意されているカードもあります。プロによるプライベートレッスンでは、自分のフォームの改善など、スコアを伸ばすために指導してもらえると人気です。プロによるプライベートレッスンは高額なためなかなか手が出せないのが一般的ですが、割引優待を受けることで挑戦しやすくなります。
ゴルフの上達を目指す方には、インドアゴルフの活用がおすすめ。インドアゴルフは天候に左右されず、24時間利用可能な施設も多いため、忙しい日常の中でも計画的に練習を続けられます。また、最新のシミュレーターを備えた施設では、自身のスイングを客観的に分析でき、効率的なスキルアップが期待できます。完全個室のプライベート空間を提供する施設もあり、周囲の目を気にせず集中して練習することが可能で、スキル向上だけでなく、ゴルフをより身近に楽しむことができます。
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