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ケガさせた!壊してしまった!ゴルファー保険の損害賠償ケース

他のプレイヤーにケガをさせたり、器物を壊したりなど、損害賠償責任が発生した場合のゴルファー保険の補償について解説しています。

目次

法律上の損害賠償責任を負った場合に適用されるものです

ゴルファー保険ではゴルフの練習、競技または指導中に発生した事故により、他人にケガを負わせたり、財物を壊した等で法律上の損害賠償責任を負った場合に、損害賠償金や訴訟費用を補償します。

素振りをしたらクラブがパートナーの頭に当たってケガをさせた、打ったボールがキャディーに当たってケガをさせた、カートの運転ミスで他人と衝突してケガをさせた、打ったボールで建物の窓ガラスを割ってしまったなどのケースが該当します。

支払われる保険金は適用される法律の規定や相手の損害額、過失の割合等によって決定されます。法律上の損害賠償責任が生じないにもかかわらず、相手に支払った賠償金等は支払対象にならないので注意が必要です。

支払われるゴルフ保険金の種類は?

損害賠償金

損害賠償請求権のある者に対し、被保険者が法律上定められた額を支払う修理費や治療費のことです。

損害防止費用

対人・対物事故が発生した場合に損害の発生または拡大の防止のために必要または有益であった費用のことです。

権利保全行使費用

対人・対物事故について、損害賠償を他人に請求する権利がある場合、その権利の保全あるいは行使などの手続に要する費用のことです。

緊急措置費用

対人・対物事故が発生した場合に、損害の発生または拡大の防止のために必要または有益と認められる手段を講じ、その緊急措置に要した費用のことです。

協力費用

保険会社が損害賠償請求権のある者と交渉するにあたり、被保険者がそれを協力するために要する費用のことです。

争訟費用

損害賠償に関する争訟について、被保険者本人が保険会社同意のもと、訴訟費や弁護士報酬などに要した費用のことです。

なお、示談交渉については被保険者に代わって保険会社が行うことは無いケースがほとんどです。この時、勝手に示談交渉を進めるのではなく、必ず保険会社と相談しながら行うことが重要です。

ゴルフ損害賠償保険&ゴルファー損害賠償保険のおすすめゴルフ保険

相手にケガをさせる、器物を破損させるなど過失側にまわってしまうといったトラブルは誰にでもおこりうる事例です。

ぜひ備えておきたい補償内容となるわけですが、各保険会社が提供している損害賠償保険は内容も補償も少しずつ違っているようです。おすすめする損害賠償保険のまとめから補償内容などの違いを見比べてみましょう。

保険会社 補償額 年間保険料
三井住友海上 1億円~2億円 3,000円~
支払い限度額と保険金額が1A~5Aの5タイプにわかれていて1A/ 1億円、2A / 1.2億円、3A/ 1.5億円 、4A/ 1.5億円、5A/ 2億円の一年契約となります。国内と海外でも補償の対象となります。

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保険会社 補償額 年間保険料
東京海上日動 1億円 5,000円~
Aプラン、Bプラン、Cプラン共に支払い限度額1億円の一年契約となります。国内と海外でも補償の対象となります。

ネットでのお問い合わせはこちら

保険会社 補償額 年間保険料
損保ジャパン 3,000万円~1億円 5,000円~
本人のみが契約するパーソナルタイプと家族も含めて契約するファミリータイプにわかれます。本人、家族とも3,000万円、5,000万円、1億円の3パターンが選択できます。

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保険会社 補償額 年間保険料
ミズノスポーツ保険 1億円 500円~
CLUB MIZUNO会員限定のゴルフ保険で、個人型と家族型と2つのプランがあります。個人型、家族型双方、1億円の個人賠償責任保険金額の保障内容となっています。個人型のG1および家族型のG4タイプは、ケガによる死亡・後遺障害および個人賠償責任補償重視コースとなっていて、損害賠償保険を重視するならこちらのコース選択が最適です。

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保険会社 補償額 年間保険料
楽天 なし~1億円 3,510円~
保険金額、保険料が節約コースと標準コース、充実コースの3つにわかれていて、節約コースの月払い保険料が320円というコスパを実現させています。節約コースには個人賠償責任の補償がついていないので注意してください。
※年払いの金額を掲載していますが、ほかに月払い契約もあります。

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※最新の補償内容や詳細につきましては各サイトにてご確認ください

保険金が支払われないケースに注意しましょう

損害賠償は対人、対物ともに対象となりますが、ゴルフ場のカートや貸し出しクラブなどの他人から借りたもの、預かったものに対する損害や紛失については対象となりません。

その他、支払いの対象にならないものについては以下のようなケースがあります。

  • 被保険者の故意によって生じた損害賠償責任
  • 被保険者と世帯を同じくする親族に対する賠償責任
  • 地震・津波・豪雨による洪水など自然災害に起因する損害賠償責任
  • 戦争・暴動またはこれらに起因する賠償責任
  • 自動車(ゴルフ場内のゴルフカートは除く)の使用や管理に起因する損害賠償責任

賠償責任も大切ですが、一番大切なのは他人事だと思わないこと

賠償責任保険とは、他人にケガを負わせてしまった、他人の物を壊してしまった時に保険が支払われるというシステムです。

「これだけ距離が離れていれば、あそこまで届かないだろう」と思いながら打った時に限って、長い飛距離が出てしまうこともあり得ます。特に男性はボールの飛距離があるので、ティーショットが隣のホールに行ってしまうかもしれません。自分が打ったボールが、そこにいた他のプレーヤーに当たりそうになるといった事態は考えるだけでも恐ろしいものです。

「ゴルフボールは小さいから、もし当たったとしても大丈夫だろう」なんて油断しないように。当たり所が悪ければ、それが大きな事故に繋がることもあるのです。まずは他人事として考えるのではなく、当事者として一ゴルファーとして考えましょう。

「打ち込み」で大ケガをさせてしまう可能性も

「楽しいゴルフが一転、誰かを大怪我させた加害者に」なんて恐ろしいこと、普通は考えないかもしれませんね。

しかし、実際には打ち込みにより他のゴルフプレーヤーを傷つけてしまい高額の損害賠償を請求されたケースは数多く存在するのです。ここでは打ち込みで他人にけがをさせてしまう危険性について詳しく検証していきます。

マナー違反かつ危険な「打ち込み」

打ち込みとは?

打ち込みとは、ゴルフにおいて前の組がまだ完全にショットの射程距離から離れていないにも関わらず球を打ってしまうこと。ゴルフの打球は時速200kmほどのスピードで飛んでいきます。それが前の組のプレーヤーにヒットしてしまったら、取り返しがつかないほどの大怪我をさせてしまう可能性もあるのです。

人によっては、自分の前の組の進みが遅いことにイラ立ち、「とにかく早く打たなければ!」「自分の飛距離ではあそこにいる人には当たらないはず…」などと考えて打ち込んでしまうようです。そして、そんなときに限っていつになく飛距離が伸びたり強風が追い風になったりして、打球が前のプレーヤーにあたり加害者になってしまうのです。

打ち込みはゴルフのマナーに反する行為

打ち込みはスロープレーで後ろの組をいらだたせるよりもはるかにヒドいマナー違反だと心得ておきましょう。打ち込んだ球が前の組のプレーヤーにあたらなかったとしても、その人たちに「近くで打球音が聞こえた!ボールが飛んでくるかも…」と不安を感じさせてしまったら、もうその時点でマナー違反だと言えます。

ゴルフは紳士のスポーツ。自分の順番がまわってくるのを落ち着いた態度で待つのもゴルフに必要な精神のひとつです。マナーに反する打ち込み行為は決してせずに、礼儀正しく楽しみましょう。

多発する「打ち込み」事故

「打ち込んだとしても人に当たることなんてめったにないでしょ」などと思っていませんか? 実はいままでに数多くの打ち込み事故が発生しており、それによって命を落としてしまった人もいるのです。

打ち込みによる死亡事故

2007年に熊本県で発生した打ち込み事故では死亡者が出ています。あるゴルファーが打ったボールが一緒にまわっていた別のプレーヤーのこめかみ付近に直撃。3日後に死亡しました。

2002年には静岡県で打ち込みによる死亡事故が起きています。打ち込んでしまった加害者とボールを受けて死亡した被害者は接待ゴルフの真っ最中だったそうです。

打ち込み事故による怪我

ある損害保険会社が扱った打ち込み事故の事例では、1人のプレーヤーが打った球が別のプレーヤーの頭部に直撃。大怪我をさせてしまいました。被害者側にも過失があったとして過失相殺が認められたのですが、それでも加害者には数千万円もの賠償金が課せられたのだそうです。

打球のコントロールが素人と比べてケタ違いに上手いはずのプロゴルファーの世界ですら打ち込み事故は起こっています。

2015年にアメリカオハイオ州で開催された「ザ・メモリアルトーナメント」において、プロゴルファー松山英樹さんの放ったショットが観客の額にあたる事故が発生。幸いにも被害者は命を落とすことにはなりませんでしたが、プロですらこのような事故を起こしてしまうという教訓を与えられる事例だと言えます。

打球事故により高額の賠償請求も

打ち込み事故は人を傷つけてしまうだけではありません。裁判で多額の賠償支払い命令がでることもあるのです。

打ち込み事故で200万円あまりの賠償金

2000年に千葉県の「東京湾スプリングスCC」で起きた打ち込み事故では、被害者が死亡することはありませんでしたが、それでも加害者は200万円の賠償金を支払うよう裁判所から命じられました。

事故の詳細を説明しましょう。被害者が3番ホールから4番ホールに向かって歩いている最中、近くにある5番ホールで加害者男性が打った球が飛来。胸部に当たって骨折してしまいました。加害者の男性はキャディの合図をしっかり確認してからショットを打ったのですが、球が大きく目標を逸れて70メートル先の被害者に当たってしまったという不幸な事故です。

加害者男性がキャディの合図を確認している以上、事故に対する責任は無さそうそうに思えますが、東京地裁は440万円ほどの賠償請求に対し197万円あまりもの支払いを命じました。賠償金の内訳は治療費として27万円、慰謝料として150万円でした。

なぜキャディの合図を確認したのに責任が問われる?

キャディの合図にしたがってショットを打ったにも関わらずなぜ賠償責任を負わされてしまったのでしょうか。

東京地裁は「ゴルフプレーヤーには、自分の技量に応じて打球が飛ぶ範囲を常に十分に確認しなくてはならない。今回の事例ではその範囲を充分に確認しさえすれば被害者男性の存在が確認できていた」としています。

ちょっとムチャな言い分のようにも思えますが、弁護士によると「打ち込みによる事故の場合、加害者の見通しが可能な範囲であったかどうかや事故を予見できた可能性が少しでもあったかどうかの判断がまずされます。これまでの判例からいうとプレーヤーにはショットが届く範囲に人がいないか確認する厳重な義務が課せられているといえるでしょう。『プレーヤーが扱いにくいドライバーを選択したことに問題がある』として過失が認定されたケースさえあるのです」とのこと。

打ち込み事故が起きてしまえば打った側に法的な勝ち目はほとんどないということがうかがえます。

費やした6年もの裁判期間

およそ200万円を支払わなければならない賠償責任も大変なものですが、それ以上に第一審判決が下るまでに6年もの歳月がかかったことも注目すべき点です。

打ち込みによる事故が裁判にまで持ち込まれた場合、現場検証や詳細な事実確認などが行なわれるためどうしても長引きがちになります。ゴルフ場側の責任問題まで話が拡がると、ゴルフ場は当然責任を否定するので裁判期間はさらに長くなってしまうのです。

打ち込み事故を起こしてしまうと、仮に裁判で賠償責任がないと判断されるにしても、そこに至るまで長い期間をかけなければならないことは知っておくべきでしょう。

打球事故を防ぐためにできること

打ち込みによる打球事故を起こさないためには、なにに気を付ければいいのでしょうか? 打球事故防止のための知識をまとめてみました。

自分の飛距離を正確に知っておく

そんなつもりがなくとも、予想以上に打球が飛んでしまい前の組の近くまで打ち込んでしまうことは起こり得ます。ゴルフ初心者であればあるほどクラブの芯でボールを捉える確率は少ないもので、自分の飛距離を低く見積もってしまいがちな傾向があるようです。

実際にはかなりの飛距離を出せる力を持っている人が、このように飛距離を低めに見積もっていると、たまたまクラブのスイートスポットでボールを捉えたときに予想外の飛距離が出て「打ち込み」となってしまうのです。

こういった事態を防ぐには自分の出せる「最長の飛距離」を知っておくことが大切。「普段はそんなに飛ばないから大丈夫」と甘く考えず、自分が出せる最長の飛距離が出たときの想定で、前の組との距離感を取りましょう。

声を掛け合ってマナー遵守のプレーを

ゴルフは数多くのスポーツのなかでも礼儀正しさとスポーツマンシップ、洗練されたマナーを特に重んじる競技です。そのなかにあって「前の組がいなくなるまえにショットを打つ」のはひどいマナー違反にあたります。

一緒にまわっている人が打ち込みしようとしていたら、「危ないですよ」「万が一でも打ち込んでしまったら大変なことになりますよ」と声を掛けてあげましょう。正しいマナーでプレーできるよう、自己鍛錬しておくのもゴルフ上達の秘訣のひとつです。

打球事故を起こしてしまったら

とにかくすぐに謝るべき

打ち込みによる打球事故を起こしてしまった場合、大きな声で「すみません」と叫び、頭を下げたり手をあげたりといった動作で謝罪の意を示しましょう。

打球が人に当たらなかったとしても、近くまで飛んで行ってしまったら同じように謝罪の気持ちを相手に見せておくべきです。そして、なるべく早く前の組のところまで行き、直接謝ります。打球事故が裁判にまで発展してしまうと、裁判自体に数年の歳月が必要になるだけでなく、高額の賠償金を払うことになるかもしれません。「大きな事故ではないから大丈夫」などと自分の立場から考えてしまわずに、速やかに謝罪の姿勢を示して、事態を収めましょう。

もしもあなたの打球が誰かに直撃したら…

打ち込んだ打球が誰かに直撃し、被害者がその場から動けなくなるような事故になった場合には、すぐにプレーを中断してゴルフ場スタッフに状況を報告してください。救急車をコースの中までまわしてくれる可能性もあるので、事故が起きた場所や怪我人の状態などをなるべく詳細に伝えましょう。

打球を受けてしまった方が軽症に見えてもプレーは一旦中断して念のため医師に診てもらうのが無難です

ゴルフ保険への加入は必須

どれだけ注意深くプレーしていても打ち込みを100%防ぐことは困難。万が一の事態のためにゴルフ保険(ゴルファー保険)へ加入しておくことを強くおすすめします。賠償責任が生じた場合に補償を受けることが可能となります。

めったにゴルフをしない方向けに1週間ほどの短期契約プランを用意している保険会社もあります。「プレーするのは今日だけだからゴルフ保険なんか入らなくても大丈夫」と高をくくらず、もしもの事態にきちんと備えておきましょう。

加入中の保険で、すでに賠償責任補償を付帯している場合もあります!

ゴルフ保険はすでに加入されている損害保険(火災保険、自動車保険、傷害保険)の特約でまかなえる場合があります。実際、その事実を知らずに新たにゴルフ保険を加入する方も見受けられます。損害保険とは別に新たにゴルフ保険に加入したとしても、両方から補償金は下りません。

火災保険の中に家財の損害、大家さんや第三者に対する賠償責任の補償を対象とする家財保険が設定されている場合があります。家財保険とセットで加入する場合、保険料は高くなります。しかしゴルフ以外の事故など幅広い補償の対象となるので、他のスポーツもする方にとってはおすすめの保険になります。

たとえば1,000万円の損害賠償責任を負った際に、どちらか一方から1,000万円の補償金が下ります。ですがもう片方の保険からは1円も支払われることはありません。つまり、重複して保険に加入しても無駄に保険料を支払うだけでメリットがありません。ゴルフ保険への加入をお考えの方はすでに加入されている損害保険の内容をまずは確認することをおすすめいたします。

基本的な仕組み

一般的なゴルフとゴルフ保険との違いについて調べてみました。生命保険や医療保険には多くの方が利用していますが、ゴルフ保険に加入している人はあまり多くないのではないでしょうか。他の保険とどのような違いがあるのか、ゴルフ保険に入って得られるメリットはあるのか解説していきます。

死亡保険金

基本的な仕組み

死亡保険は被保険者が保険期間中に病気や事故で亡くなった場合に、受取人が生命保険会社から保険金を受け取れる仕組みです。被保険者のための補償というよりは残された家族のために加入する保険です。死亡保険金が支払われる生命保険には養老保険・終身保険・定期保険の3つの種類に分かれています。

養老保険は死亡保険と生命保険を合わせた保険のこと。保険期間中に亡くなった場合は死亡保険が支払われ、保険期間満了時に生存していれば、満期保険金が支払われる仕組みです。

終身保険は死亡保障が一生涯続く保険のこと。死亡保障が無期限であるため、定期保険に比べて保険料が高くなり、生存給付はありません。

定期保険は契約時に定められた保険期間内で死亡した場合のみに保険金が支払われます。保険料が安いのはお得ですが、その代わりに生存給付がなく、掛け捨て型のため貯蓄性も低いのが特徴です。

普通の保険とゴルフ保険での違い

一般的な生命保険とゴルフ保険には大きな違いはありません。死亡事故への備えは生命保険の損害賠償でも補うことは可能ですが、ゴルフ保険に入っていれば幅広い補償が受けられるので、加入をおすすめします。特にゴルフ初心者の方はゴルフ保険に入っておくと安心です。ボールがどこに飛んでいくか予測が不可能であり、場合によっては他のプレイヤーにボールが当たり、最悪相手を死亡させてしまう大きな事故に繋がります。また初心者に限らず、ゴルフ経験者の方でも油断はできません。愛する家族のために、万が一の事故に備えてゴルフ保険に加入しておきましょう。

後遺障害保険金

基本的な仕組み

後遺障害保険金とはあらゆる原因によってケガを負い、後遺症を患ってしまった際に支払われる保険金のことです。一般的に事故時から180日以内に後遺障害を負ったと判断された場合に、障害の程度(等級)に応じた金額が支払われます。

重症の後遺症を患った第一級の保険金限度額は3,000万円、最も等級の低い第十四級の保険金限度額は75万円です。

第一級は両眼の失明や咀嚼に関する障害、言語障害、両上肢または両下肢が機能しなくなったなどの後遺症。第十四級はまぶたの一部の傷や露出面での醜い傷、指骨の一部を失った場合などがあげられます。

普通の保険とゴルフ保険での違い

一般的な保険とゴルフ保険の仕組みに大きな違いはございません。他の損害保険でも万が一に備えることはできますが、ゴルフ保険に入っていれば、充実した補償内容を受けることができます。ゴルフのフィールドにはいたるところに他のプレイヤーがおり、ボールがいつどこに飛んでいくのか予測不可能。初心者はもちろん、ゴルフ経験者でも一歩間違えれば、人にケガを負わせてしまうことが十分にありえます。他人に重度な障害を負わせてしまえば、多額の賠償額を支払わなくてはならず、家計の大きな負担に。特によくゴルフを行なう方はもしもの時に備えてゴルフ保険へ加入しましょう。

入院保険金

基本的な仕組み

病気やケガなどで入院した場合に入院保険金が給付されます。一般的に入院保険金は入院日額×入院日数で設定されており、1日5,000~10,000円が相場。保険会社によって入院支払い限度日数が定められており、その限度日数を超えた分は自費で負担する必要があります。ただし、退院から180日以上経過して再入院する場合はリセットされ、再び補償される仕組みです。

ちなみに退院後に同じケガや病気で入院した場合は最初の入院日数は合算されます。健康な人でもいつどうなるか予測は不可能です。もしもの時に備え、60日型や120日型の入院保険に入っておき、健康面が心配という方は長期型入院保障を受けると良いでしょう。

普通の保険とゴルフ保険での違い

一般的な医療保険と比べて特に大きな違いはありません。医療保険でも賄うことはできますが、ゴルフ中の事故によるケガにはそれだけでは不十分なこともあります。ゴルフのボールは時としてどこに飛んでいくのか予測不能。隣のフィールドのプレイヤーにあたる可能性も十分にあり得ます。ケガした方の入院代を補償するのはかなりの負担となるので万が一の事故に備えて、ゴルフ保険に加入しましょう。

通院保険金

基本的な仕組み

通院日数に応じて給付を受けられるのが通院保険金。医療保険などでよく見られますが、これは退院後による通院の場合のみであることがほとんどで、通常の通院は対象外となります。

保障される通院の限度日数は保険会社または保険プランによってさまざま。ただし、退院後の通院で限度日数以内の条件が満たされていても無条件に全てが保障されるとは限りません。実は通院保障は「退院してから何日以内」という条件が設けられており、その期間が過ぎると補償を受けることができないのです。

最近では医療の進歩により日帰り手術が可能になりました。それに合わせて、保険会社も日帰り入院後の通院が保障されるケースが増えてきています。

普通の保険とゴルフ保険での違い

医療保険とゴルフ保険の通院保険内容にそれほど大きな違いはありません。医療保険だけでもゴルフプレイ中の事故による通院は補償が適用されるのがほとんどです。ただし、ゴルフ保険ではさらに死亡保険から、大きなケガや障害を負わせた場合まで幅広く保障することができます。多くのゴルフ保険では1日や1週間といった短い期間の保険プランが用意されているので、頻繁にゴルフをしない人でも気軽に入れます。万が一の事故に備えてゴルフ保険に加入し、安心してゴルフをプレーできる環境をつくりましょう。

賠償責任補償が充実しているゴルフ保険

ここではゴルフのプレー中に他人をケガさせてしまったときの補償「賠償責任補償」が充実しているゴルフ保険を3つご紹介。ゴルフ保険に迷ったらまずこの3社をチェックしてみてください。

三井住友海上

三井住友海上の賠償責任補償は、国内外を問わずゴルフ中に他人に怪我を負わせてしまったり物を壊してしまったりして賠償責任を課せられたときに保険金が支払われる保険です。

通常プランはA、B、Cと3種類あり、補償限度額から選べます。1週間プランでも限度額1億円と手厚い補償が受けられるのが三井住友海上のゴルフ保険の特徴です。

また、他社のゴルフ保険がゴルフ場内での事故に限られるのに対し、三井住友海上の賠償責任補償は自宅でのゴルフ練習中の事故でも補償してくれます。

スタンダードプラン
コース名 Aコース Bコース Cコース 1週間プラン
保険期間 1年間 1年間 1年間 1週間
賠償責任補償
(限度額)
5,000万円 1億円 1億2,000万円 1億円
傷害補償 320万円 280万円 280万円 700万円
用品補償 10万円 27万円 29万円 20万円
ホールインワン・
アルバトロス補償
10万円 20万円 40万円 15万円
一時払保険料 3,000円 6,000円 9,000円 1,000円
プレミアムプラン
コース名 Aコース Bコース Cコース
保険期間 1年間 1年間 1年間
賠償責任補償
(限度額)
1億5,000万円 1億5,000万円 2億円
傷害補償 390万円 400万円 450万円
用品補償 34万円 36万円 33万円
ホールインワン・
アルバトロス補償
50万円 70万円 100万円
一時払保険料 11,000円 14,000円 18,000円

三井住友海上のゴルフ保険を詳しく見る >

AIG損保

AIG損保のゴルフ保険にはA、B、Cと3つのプランがありますが賠償責任に対する保障内容はどれも変わらず限度額2億円となっています。

AIG損保の賠償責任補償には示談交渉をプロがサポートしてくれる「賠償事故解決特約」がセットに。素人では難しい交渉に挑まなければならなくなったとき、プロがアドバイスをくれるのは安心感がありますね。

補償内容 C B A
賠償責任 2億円 2億円 2億円
傷害 500万円 700万円 900万円
用品損害 10万円 20万円 30万円
ホールインワン・
アルバトロス費用
10万円 20万円 30万円
保険料(1年) 3,550円 6,430円 9,310円
保険料(2年) 6,760円 12,230円 17,710円

AIG損保のゴルファー保険を詳しく見る >

共栄火災海上

共栄火災海上のゴルフ賠償責任はプランによって3000万~2億円まで補償限度額に幅があります。どれも保険期間は1年間なので、ゴルフに行く頻度によって慎重にプランを選ぶ必要がありそうです。

ゴルフ場やゴルフ練習場構内の施設で起こったトラブルに関してのみ補償されるシステムである点には注意しておきましょう。

概要 Qコース Lコース Kコース Hコース Gコース
保険期間 1年間 1年間 1年間 1年間 1年間
ゴルフ賠償責任
(限度額)
2億円 1億円 8,000万円 5,000万円 3,000万円
ゴルファー傷害 750万円 500万円 300万円 250万円 200万円
ゴルフ用品損害 35万円 25万円 20万円 15万円 10万円
ホールインワン・
アルバトロス費用
100万円 50万円 40万円 30万円 20万円
保険料(1年) 17,160円 9,590円 7,620円 5,800円 3,970円

共栄火災海上のゴルフ保険を詳しく見る >